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    主にミステリーやホラー小説の読書日記、及び日常の出来事や心の内を書いてます♪

    連続殺人鬼カエル男/明治開化 安吾捕物帖

    一週間がとても早い。。火曜日にやっていたことがはるか昔のよう。

    読み終えました。

    中山七里『連続殺人鬼カエル男』
    連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)
    (2011/02/04)
    中山 七里

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    あらすじ(引用)
    口にフックをかけられ、マンションの13階からぶら下げられた女性の全裸死体。傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。街を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼「カエル男」による最初の犯行だった。警察の捜査が進展しないなか、第二、第三と殺人事件が発生し、街中はパニックに…。無秩序に猟奇的な殺人を続けるカエル男の目的とは?正体とは?警察は犯人をとめることができるのか。
    (引用終わり)

    どこかで見た評判が良かったので買ってみましたが…やはり宝島社というべきか「このミス」というべきか。

    気になる点を久しぶりにメモしました。

    57頁
    「心神喪失、或いは心神耗弱したにしてはそういう人間が手に掛けるのは決まって女子供だけで、間違っても暴力団の事務所や相撲部屋に乱入しないのは十分に判断力が備わっているからではないか。」
    なるほど、この見方は面白い。もちろん、これまでの生活に置いて、そういった部分が本能的に刷り込まれているとか何とか理由があったりしそうなものですが。

    74頁
    「朱い飛沫」「朱い液体」
    なぜこの表現を採用した。その後の描写では「赤黒い」とされ、鮮度を示したかった訳ではなさそう。
    殺人現場を表すのにインパクトが欲しかったのかもしれませんが、イメージがおかしくなる。。

    87頁
    「千万語を費やしてもその一枚の訴求力には遠く及ばない」
    うーん?読んでいて語呂が悪いというか読み難いというか。一千万語?
    ただ、新聞の話をするには桁が大きすぎて不似合いに思えます。

    187頁
    「携帯電話がその伝播に一役買ったのは言うまでもない」
    一般市民の恐怖や不安が広まったと言いたいのは解りますが、この一文の効果は果たして。
    次の文はすぐニュースの話(恐らくTV)なので、この一文が浮いている…。
    携帯電話のニュースサイトなのか、それとも友人・知人同士で携帯を介して、という話なのか。
    よく解らない。。

    まぁ全体的に、文章が面白い(変てこで)。
    ミステリー的要素の部分も、有名作の継ぎ接ぎというか、
    「ナツオ」の名前が出た瞬間にネタが解ってしまったという。。

    坂口安吾『明治開化 安吾捕物帖』
    明治開化  安吾捕物帖 (角川文庫)明治開化 安吾捕物帖 (角川文庫)
    (2008/06/25)
    坂口 安吾

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    あらすじ(引用)
    文明開化の明治新世相のなかで、次々と起きる謎の奇怪な事件。それにのぞむは、赤坂氷川町の隠宅で自適の日々を送る、幕末の英傑、勝海舟。彼の名(迷?)推理にほだされつつ、事件解決に活躍する紳士探偵、結城新十郎。そして勝手に首を突っ込んでくる、個性様々な仲間たち。独特のユーモアと毒舌のなかに文明批評のわざをピリリときかせながら、卓抜な推理的構成で捕物帖の面白さを堪能させる、安吾の傑作エンタテインメント。
    (引用終わり)

    坂口安吾ってのはどんな人だったのだろう。

    以前読んだ本とのギャップが激しい。

    明治時代って魅力的。

    短編の所為か、探偵がやや優秀過ぎる嫌いはありますが、
    これはこれで良いのかなと。

    続編があるらしいので見つけたら買ってみたい。

    では($・・)/~~~


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    虚無への供物(上)(下)

    初出張に行ってきました。
    デスクに座っているよりも、計器をいじってる方が楽しいよなぁ。

    読み終えました。

    中井英夫『虚無への供物(上)』
    新装版 虚無への供物(上) (講談社文庫)新装版 虚無への供物(上) (講談社文庫)
    (2004/04/15)
    中井 英夫

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    あらすじ(引用)
    昭和29年の洞爺丸沈没事故で両親を失った蒼司・紅司兄弟、従弟の藍司らのいる氷沼家に、さらなる不幸が襲う。密室状態の風呂場で紅司が死んだのだ。そして叔父の橙二郎もガスで絶命―殺人、事故?駆け出し歌手・奈々村久生らの推理合戦が始まった。「推理小説史上の大傑作」が大きい活字で読みやすく。
    (引用終わり)

    中井英夫『虚無への供物(下)』
    新装版 虚無への供物(下) (講談社文庫)新装版 虚無への供物(下) (講談社文庫)
    (2004/04/15)
    中井 英夫

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    あらすじ(引用)
    アパートの一室での毒殺、黄色の部屋の密室トリック―素人探偵・奈々村久生と婚約者・牟礼田俊夫らが推理を重ねる。誕生石の色、五色の不動尊、薔薇、内外の探偵小説など、蘊蓄も披露、巧みに仕掛けたワナと見事に構成された「ワンダランド」に、中井英夫の「反推理小説」の真髄を見る究極のミステリー。
    (引用終わり)

    虚無への供物。

    『ドグラ・マグラ』『黒死館殺人事件』と合わせて、日本三大奇書と呼ばれている作品。
    先の2つに比べると、最も読みやすいミステリーと言えるでしょう。

    有名な作品の名前や探偵が多数引用されるなど、ある時期の新本格ミステリー小説にも見られた傾向がこの本にも。

    この小説は非常に難しい。
    この感覚を共有するには、バックグラウンド不足です。。

    趣旨は解るのに、感動を得られない。

    惜しいなぁ。

    探偵小説チックなパートは面白かったです。

    初めはとっつきにくいですが、これもひとつのアイデンティティ、キャラクター、個性と思えば。

    夢野久作が読みたくなってきました。
    来週後半は夢野だな。

    では($・・)/~~~


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    赤朽葉家の伝説

    昨日遊ぶ予定だった友人がドタキャンして、その対応でごちゃごちゃとこんがらがりまして。
    どちらも悪くないし、どちらも悪いし、嫌いになりたいわけでもなく、喧嘩したいわけでもなく。
    ただ、納得のできず落ち着かない気持ちをどう整理して収束させるんだろうと。

    読み終えました。

    桜庭一樹『赤朽葉家の伝説』
    赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫)赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫)
    (2010/09/18)
    桜庭 一樹

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    あらすじ(引用)
    “辺境の人”に置き忘れられた幼子。この子は村の若夫婦に引き取られ、長じて製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれ輿入れし、赤朽葉家の“千里眼奥様”と呼ばれることになる。これが、わたしの祖母である赤朽葉万葉だ。―千里眼の祖母、漫画家の母、そして何者でもないわたし。旧家に生きる三代の女たち、そして彼女たちを取り巻く一族の姿を鮮やかに描き上げた稀代の雄編。第60回日本推理作家協会賞受賞。
    (引用終わり)

    こういう大作を待っていました。
    (別に桜庭一樹が書くのを待っていた訳ではありません)

    日本推理作家協会賞を受賞していることがどれだけの評価かは解りませんが、
    そういった賞というカタチを得るに相応しい作品かなと。

    横溝正史よりも江戸川乱歩を好んでいるように、
    どちらかと言えば「お家モノ」は苦手なのですが、
    そこは描き出される赤朽葉万葉の魅力か、
    どっぷりのめり込んで読んでました。

    本全体の作り方がうまい、こういうの好きです。

    歴史を感じ、恋愛に生き、そして青春とミステリー。

    時代というもののひとつの見方と付き合い方を教わりました。

    関連作品の「製鉄天使」も読んでみたいですね。

    では($・・)/~~~


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    鬼神曲

    気付いたら彼女いない歴半年くらいになっているような。

    読み終えました。

    化野燐『鬼神曲 考古探偵一法師全の不在』




    2巻からいきなり一法師全が不在。
    シリーズものとしてこれは良いのか。

    内容はそこそこわくわく。

    しかし、読み進めていくうちに、
    各所に使われている素材が、有名小説と似通っている点にややがっかり。

    鬼=産鉄民 説に反論があるのかと期待したのですが、
    そう簡単には教えてくれないようです。

    こねこシリーズよりは面白いので、また読みます。

    では($・・)/~~~


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    大東京四谷怪談

    中学2年くらいから車に興味を持ち始めて10年…
    ついに自分の車を持つことができました。

    お金で買えるものなので、かなり簡単な部類ではありますが、
    これもひとつの夢の実現。ちょっぴり感動。

    高木彬光『大東京四谷怪談』
    大東京四谷怪談 (角川文庫)大東京四谷怪談 (角川文庫)
    (2008/06/25)
    高木 彬光

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    あらすじ(引用)
    「現代版四谷怪談」を書き下ろす劇作家のもとに、お岩を名乗る女から執筆を中止せよと再三脅迫電話がかかる。そして、その言葉を裏付けるように、お岩の蝋人形を制作中の職人が殺害された…これが、四谷怪談をなぞる連続殺人の幕開けだった。陽気な未亡人こと私・村田和子は、謎の名探偵・墨野隴人と共に事件解決にのりだすが―?格をきわめて格を破る、本格、変格ならぬ、破格探偵小説。
    (引用終わり)

    東海道四谷怪談もろくに知らない僕が読むべき本ではなかったかも。

    ただ、有名な作品だけあって、小説としてしっかりとした作りだと感じました。

    まぁシリーズものの一作(探偵)なので、ちょっと話の見えない部分もありましたが。

    フェアなミステリーではありませんが、面白いものではありました。

    では($・・)/~~~


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    ピース/嫉妬事件/ラットマン

    ごーるでんうぃーくのはじまりはじまり。

    今週、読み終えました。

    樋口有介『ピース』
    ピース (中公文庫)ピース (中公文庫)
    (2009/02)
    樋口 有介

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    あらすじ(引用)
    埼玉県北西部の田舎町。元警察官のマスターと寡黙な青年が切り盛りするスナック「ラザロ」の周辺で、ひと月に二度もバラバラ殺人事件が発生した。被害者は歯科医とラザロの女性ピアニストだと判明するが、捜査は難航し、三人目の犠牲者が。県警ベテラン刑事は被害者の右手にある特徴を発見するが…。
    (引用終わり)

    乾くるみ『嫉妬事件』
    嫉妬事件 (文春文庫)嫉妬事件 (文春文庫)
    (2011/11/10)
    乾 くるみ

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    あらすじ(引用)
    城林大ミステリ研究会で、年末恒例の犯人当てイベントが開催され、サークル一の美人・赤江静流が、長身の彼氏を部室へ連れてきた当日、部室の本の上には、あるものが置かれていた。突如現れたシットを巡る尾篭系ミステリの驚愕の結末とは!?「読者への挑戦」形式の書き下ろし短編、「三つの質疑」も特別収録。
    (引用終わり)

    道尾秀介『ラットマン』
    ラットマン (光文社文庫)ラットマン (光文社文庫)
    (2010/07/08)
    道尾 秀介

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    あらすじ(引用)
    結成14年のアマチュアロックバンドのギタリスト・姫川亮は、ある日、練習中のスタジオで不可解な事件に遭遇する。次々に浮かび上がるバンドメンバーの隠された素顔。事件の真相が判明したとき、亮が秘めてきた過去の衝撃的記憶が呼び覚まされる。本当の仲間とは、家族とは、愛とは―。
    (引用終わり)

    今週は久しぶりにミステリーでかためてみました。
    やはりこの世界に浸るのは最高です。

    まずは『ピース』。各地の本屋がしきりに推している本。
    新刊の帯には「この表紙のピースが…」とネタばれか?と思いそうな文句が。
    たしかに、この表紙の絵と、ピースというタイトル、あらすじでバラバラ殺人、と
    ここまでくれば読む前からストーリー立てをしてしまうものです。
    話題になる(している)だけあって、そう単純でもなく、なかなかやってくれます。

    少なくとも、秩父というやや都会から離れた土地を題材にした世界作りは上手いですし、
    刑事の態度も嘘くさくなく、
    何よりタイトルと真相の絡め方は満足のいくもの。
    ただ、全体のバランスを崩しているのは、陸軍中野学校の件(くだり)…。

    次に、『嫉妬事件』。
    乾くるみという作家にじわじわとハマっているかもしれません。
    ちなみにこの中篇は覚悟が必要です。かなり強烈です。
    まぁあらすじに尾篭系ミステリと書かれているので、予想はできますが。
    作中でも議論が為されていますが、ぐちゃぐちゃになった死体とかそういうものは平気なのに、
    こういう少し現実味のある方はおぞましく、避けたくなるんだろう。(小説の話です)
    そうやって考えていくと、ミステリー好きの人間というのは、少々感覚が麻痺しているんではなかろうか。
    さらに言えば、だからこそ、のラストだったんだな、と今では感じます。
    「そんな奴おるか」と読後すぐは思っていましたが、ミステリーにおける殺人の動機とリンクさせると、なるほどな、と。
    乾くるみ、やってくれる。

    さて、本日読み終えた『ラットマン』。
    道尾秀介が評価されるのもわかります。
    この文庫が出た当時、電車の吊り広告で気になっていた本。
    感動しました。(色んな意味で)

    ラットマン、というタイトルが気になってましたが、
    それは読み始めてすぐに解決。
    タイトルと事件の関連もなかなかで。

    トリックはシンプルですし、過去にも似たモノがあるかもしれませんし、
    これが下手な物語であればおそらく「そんなアホな」で済んでしまうかもしれません。
    それほどがちがちに描写がある訳じゃないのに、人物がはっきりと見える。
    こういう小説は好きです。
    特に、バンドのライブシーンなんかほとんど描かれてないのに、すごく良かった。

    ミステリーを探そう。
    と、いいつつも暑くなってきたのでホラーを消化し始めますが(笑

    では($・・)/~~~


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    葬神記


    化野燐『葬神記 考古探偵一法師全の慧眼』
    葬神記 考古探偵一法師全の慧眼 (角川文庫)葬神記 考古探偵一法師全の慧眼 (角川文庫)
    (2011/03/25)
    化野 燐

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    あらすじ(引用)
    怜悧な頭脳とカミソリのような態度。一法師全は私設研究所に所属する文化財専門のトラブル・シューターで“考古探偵”の異名を持つ。アルバイトの古屋は遺跡の発掘現場で運悪く死体を発見して警察に連行されてしまう。“ぬかとさま”の崇りという噂が一人歩きをはじめる中、教育委員会から依頼を受けた一法師の登場によって事件は解決するかに見えたが、それは始まりに過ぎなかった。考古学ライトミステリ、シリーズ第1弾。
    (引用終わり)

    以前読んだ化野作品はファンタジー性が強すぎてイマイチでしたが、
    これは面白い。

    わざわざ“探偵”と付けているのが非常にダサい上、
    探偵役のキャラがどこぞの探偵と少々似ているのが残念。

    ただ、短編に近い形式でテンポ良く進みますし、
    考古学の話もでてきて興味深い。
    ミステリー小説としてはただややこしいだけのような。。

    遺跡や出土品なんかも今後見ていくと面白いのかもしれません。
    そうだ、博物館に行こう。

    そういえば小学生のときには考古学者になってみたいとか思ったものです。
    大学で史学科にいった人もいたなぁ。

    では($・・)/~~~


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    殺してもいい命

    さむいですね。

    読み終えました。

    秦建日子『殺してもいい命 刑事 雪平夏見』
    殺してもいい命---刑事 雪平夏見 (河出文庫)殺してもいい命---刑事 雪平夏見 (河出文庫)
    (2011/07/05)
    秦 建日子

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    あらすじ(引用)
    「殺人ビジネス、始めます。新規開業につき、最初の三人までは、特別価格三〇万円でご依頼お受けします」―左胸にアイスピックを突き立てられた死体の口には、赤いリボンで結ばれたチラシが突っ込まれていた。殺された男の名は…雪平夏見、最も哀切な事件が幕を開ける。
    (引用終わり)

    珍しく物騒なタイトル。
    そして、今思えばどことなく尊大にも感じられるペンネームの作者。

    3作目とは難しいものです。
    面白かったのですが、満足度は低め。

    雪平夏見シリーズというか、アンフェアシリーズというか、
    それに触れてからもう6年近く経っている所為でしょうか。

    単発の映画でこの内容だったら、はらはらどきどき楽しめたと思います。
    元(?)脚本家の肩書きは重いですね。

    では($・・)/~~~


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    九杯目には早すぎる

    寝起きが悪いです。

    読み終えました。

    蒼井上鷹『九杯目には早すぎる』
    九杯目には早すぎる (双葉文庫)九杯目には早すぎる (双葉文庫)
    (2009/02)
    蒼井 上鷹

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    あらすじ(引用)
    休日に上司と遭遇、無理やり酒に付き合わされていたら、上司にも自分にもまるで予期せぬ事態が―(小説推理新人賞受賞作「キリング・タイム」)。などなど、運の悪い男が不幸な目に遭う見本市のような、憐れにも可笑しい、上質のミステリー九編。「小物のセコさを書かせたら抜群にうまい」と評される著者の腕に酔い、大失敗のドキドキをご一緒にいかが。
    (引用終わり)

    短編&掌編小説。ミステリー好きが書きました、というのがありありと解る作品。
    蒼井という姓をみると、そらさんしか思い浮かびませんでした(ぇ

    さて、『キリオン・スレイの生活と推理』という本がまず読みたくなりました。
    1つ目の短編はどうもこの本を参考にしているらしい。
    ネタとしては、明かされればまぁなるほど。登場人物の思惑を後に持ってきて読者を騙すシンプルな(ある種不公平な)ものですね。

    そこからだんだんいらいらしてきます。
    登場人物が皆濃いんです。なんとなく名前ばかりで印象に残らない小説も困りものですが、
    疲れる。。
    掌編がどうも好きな作者のようですが、特に上手くもなく。
    たしかにまとまっていて、それなりに世界を構築できているので、
    読んでるときはそれなりですが。
    どうも文章が蛇足気味だからか満足できない。

    表題作は、最後の一文が興醒めですね。

    まぁ結構残念な感想を述べましたが、そこそこ面白いですよ。
    新鮮な印象はたっぷりですし。

    では($・・)/~~~


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    蒼林堂古書店へようこそ/神栖麗奈は此処に散る

    TOEICの点数が70点ほど減少しました。
    これは困りました。

    読み終えました。

    乾くるみ『蒼林堂古書店へようこそ』
    蒼林堂古書店へようこそ (徳間文庫)蒼林堂古書店へようこそ (徳間文庫)
    (2010/05/07)
    乾 くるみ

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    あらすじ(引用)
    書評家の林雅賀が店長の蒼林堂古書店は、ミステリファンのパラダイス。バツイチの大村龍雄、高校生の柴田五葉、小学校教師の茅原しのぶ―いつもの面々が日曜になるとこの店にやってきて、ささやかな謎解きを楽しんでいく。かたわらには珈琲と猫、至福の十四か月が過ぎたとき…。乾くるみがかつてなく優しい筆致で描くピュアハート・ミステリ。
    (引用終わり)

    ミステリー小説全般が好きな人、ミステリー初心者の人、「日常の謎」ミステリーが好きな人、
    そんな人に良い本なのではないでしょうか。
    こういう「案内書」みたいなものを大学生の時に読んで、もっとミステリーを趣味にしてしまってもよかったかなと思います。

    ミステリーだけに没頭して、そこから幅を広げている人たちがメインのこの小説。
    ある種「奇妙な」人々なのですが、とても楽しそうで爽やかで……スポーツサークルみたい。
    (これは僕もミステリー好きな所為かもしれません

    また、「日常の謎」、もしくは見るひとによっては「謎」となるものについての短編のあとには
    関連したミステリー小説、テーマ毎に分類されたミステリー小説が紹介されてます。

    この本単体では性質上、なかなか評価されないかもしれませんが、
    僕はこういう本こそを薦めたら良いのでは?と思いました。



    さて、おまけ程度に今日空いた時間に読んだもう一冊。

    御影瑛路『神栖麗奈は此処に散る』
    神栖麗奈は此処に散る (電撃文庫)神栖麗奈は此処に散る (電撃文庫)
    (2006/01)
    御影 瑛路

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    あらすじ(引用)
    純聖和学園の前生徒会長であり、おかしいくらい美しい存在。学園における「絶対」であり、指針、法律、目標、そして救いだった存在―神栖麗奈。彼女は此処にいた。そして、此処で散った。それが全ての始まりだった―。『神栖麗奈は此処にいる』続編登場
    (引用終わり)

    構成が複雑。
    な、割りに意味は少ないような?

    「此処にいる」と合わせて読むと、やっと両方の作品が活きてきたようですね。
    上下巻と銘打った方が親切。

    しかしテーマの見えにくいラノベでした。。

    解るような、わからないような。
    結局、完全性の話だったのですか?

    3作読みましたが、どうやらやはり
    苦手な作者のようですので
    もう読むのやめときます。

    では($・・)/~~~


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    白光/砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

    年金のシステムって調べれば調べるほどいろいろな点が……。

    読み終えました。

    連城三紀彦『白光』
    白光 (光文社文庫)白光 (光文社文庫)
    (2008/08/07)
    連城 三紀彦

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    あらすじ(引用)
    ごく普通のありきたりな家庭。夫がいて娘がいて、いたって平凡な日常―のはずだった。しかし、ある暑い夏の日、まだ幼い姪が自宅で何者かに殺害され庭に埋められてしまう。この殺人事件をきっかけに、次々に明らかになっていく家族の崩壊、衝撃の事実。殺害動機は家族全員に存在していた。真犯人はいったい誰なのか?連城ミステリーの最高傑作がここに。
    (引用終わり)

    この作者は初めて読みましたが、これが最高傑作だったら好みとしては大したことないな。
    回りくどいんですよね。

    まぁ確かに、真犯人はいったい誰か、全員に動機があった、っていう点をうまーく作り上げたなとは思いますが。

    ある意味、すごく情緒あるラストで、気分は良い。

    ただ、ミステリーとして傑作とは思えない。
    小説としてはレベル高い。


    桜庭一樹『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』
    砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない  A Lollypop or A Bullet (角川文庫)砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫)
    (2009/02/25)
    桜庭 一樹

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    あらすじ(引用)
    その日、兄とあたしは、必死に山を登っていた。見つけたくない「あるもの」を見つけてしまうために。あたし=中学生の山田なぎさは、子供という境遇に絶望し、一刻も早く社会に出て、お金という“実弾”を手にするべく、自衛官を志望していた。そんななぎさに、都会からの転校生、海野藻屑は何かと絡んでくる。嘘つきで残酷だが、どこか魅力的な藻屑となぎさは序々に親しくなっていく。だが、藻屑は日夜、父からの暴力に曝されており、ある日―。直木賞作家がおくる、切実な痛みに満ちた青春文学。
    (引用終わり)

    うみのもくず ってそんな名前あるかいな。

    なかなか好きな感じの小説でした。

    ラノベっぽいというか、どうも薄っぺらいという印象は否めませんが。
    まぁ短編程度ということで。

    わざとらしいくらいの口語が良い雰囲気出してます。

    実弾≒現実 なんでしょうかね。

    砂糖菓子の弾丸じゃ撃ちぬけない。

    では($・・)/~~~


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    クドリャフカの順番

    平日、5時半とか6時とかに起きる習慣がついたようで、休日になっても朝が早くなりました。

    読み終えました。

    米澤穂信『クドリャフカの順番』
    クドリャフカの順番 (角川文庫)クドリャフカの順番 (角川文庫)
    (2008/05/24)
    米澤 穂信

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    あらすじ(引用)
    待望の文化祭が始まった。だが折木奉太郎が所属する古典部で大問題が発生。手違いで文集「氷菓」を作りすぎたのだ。部員が頭を抱えるそのとき、学内では奇妙な連続盗難事件が起きていた。盗まれたものは碁石、タロットカード、水鉄砲―。この事件を解決して古典部の知名度を上げよう!目指すは文集の完売だ!!盛り上がる仲間たちに後押しされて、奉太郎は事件の謎に挑むはめに…。大人気“古典部”シリーズ第3弾。
    (引用終わり)

    青春、良いですね~

    くどいぐらいに多視点な作品でした。

    日常のミステリー、というには少し違いがありますが、やはりミステリーなものが好きです。
    何かを補充できた気がします。

    では($・・)/~~~


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    愚者のエンドロール

    首都圏では計画停電が実施され、節電が呼びかけられています。それ自体はそういう事態なのでいいのですが。
    勘違いをしている人がいるらしいです。
    「福島県の人に少しでも協力できるなら」と。
    なんということでしょう。
    なぜ福島の原発の会見を東京電力がしていると思ってるんですか。
    東北地方の電力をまかなう原発は女川原発ともう一個北の方(場所忘れました)のはず。
    停電も節電も首都圏の自分たちのためです。
    Twitterやらで情報がすぐに取得できると言っている人たちはどんな情報を得ているんでしょう。

    ところで長くなりましたが読み終えました。

    米澤穂信『愚者のエンドロール』
    愚者のエンドロール (角川スニーカー文庫)愚者のエンドロール (角川スニーカー文庫)
    (2002/07)
    米澤 穂信

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    あらすじ(引用)
    「折木さん、わたしとても気になります」文化祭に出展するクラス製作の自主映画を観て千反田えるが呟いた。その映画のラストでは、廃屋の鍵のかかった密室で少年が腕を切り落とされ死んでいた。誰が彼を殺したのか?その方法は?だが、全てが明かされぬまま映画は尻切れとんぼで終わっていた。続きが気になる千反田は、仲間の折木奉太郎たちと共に結末探しに乗り出した!さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリの傑作。
    (引用終わり)

    上の紹介はスニーカーですが、読んだのは普通の角川文庫。

    意外にもミステリーでした。

    古典名作はほとんど知らないので、まぁどこがどうオマージュなんだか知りませんが。

    楽しい感じとは少し変わってしまいましたが、
    いつの間にか真剣になってました。

    ほろ苦いというよりは、
    痛い。
    切り傷のような。

    では($・・)/~~~


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    イニシエーション・ラブ

    お久しぶりです。naologです。約一週間ぶりの記事となりました。
    ブログを更新しないせいもあってか「生きてる?」とやや不躾なメールもちらほら来始めました。まぁ思い出してもらえることは幸せなんだと思っていますが。
    11日の地震当時は長野県にスキー旅行に行っていたため、僕自身は無事でした。その後帰宅に苦労をしたとか、株が大暴落したとか、電車が運休多発で市内から出るのが困難とかその程度の影響で済んでいます。

    がんばっている人たちはもう十二分にがんばっていると思うので……
    いろいろなことが早く落ち着くと良いですね。

    そんなわけで。
    読み終えました。

    乾くるみ『イニシエーション・ラブ』
    イニシエーション・ラブ (文春文庫)イニシエーション・ラブ (文春文庫)
    (2007/04)
    乾 くるみ

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    あらすじ(引用)
    僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて…。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説―と思いきや、最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する。「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。
    (引用終わり)

    ふと何かにひかれて買った本。
    最近は恋愛ミステリーというジャンルもあるそうですね。
    そんな細分化しなくても良いと思ってきてますが。

    さて、この作品は期待しているのとは違う感じでよかったです。
    こういうミステリーは大好きですね。

    ミステリー作品だとあらすじにあって、ラストの方から読み始める人はあまりいないと思いますが…
    この本は特に最後を読んじゃダメですね。
    まぁ、先に読んでもすぐに何かあるわけじゃないのですが、頭のどこかにそれがあると読み進める楽しさが大幅に減ってしまう。

    ネット上の書評を読んでいると、どうもこの本の仕掛け、ミステリー的に言えばトリックが理解できていない人が少なからずいるようなんですよねぇ。ネタばらしサイトを見てわかったとか。
    ドラマでも映画でも、「結局どうなったの!」とはっきりした答えまで描写することを望む声が多いのにはちょっとがっかりです。たしかに放置されたままの物語は欠陥なのかもしれませんが、実はそういった作品の多くはちゃんと読み解けばラストは見えているのに。
    また、この小説の舞台はバブル期(80年代?)であり、それ自体に批判をする人はなんなんだろうかと。
    「そんな時代知らないし」ってバカじゃなかろうか。短い小説ですが、その時代の空気は描かれています。
    そんなことを言っていたら、ファンタジー小説のもっとあり得そうにない架空の世界はどうなるんでしょうね(笑

    話がだいぶ飛んでいってしまいましたが、この本は面白いです。
    面白いし、技法は楽しめるのですが、
    ストーリーはなかなかに重たいです。

    それもまた良いところかもしれませんがね。

    うまい本を読みました。今度この作者の本を探してみてもいいかも。

    では($・・)/~~~
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    世界は密室でできている。

    九州に三日間旅行をしていたおかげで、埼玉に帰ってきたら寒くてしょうがありません。

    読み終えました。

    舞城王太郎『世界は密室でできている。』
    世界は密室でできている。 (講談社文庫)世界は密室でできている。 (講談社文庫)
    (2005/04/15)
    舞城 王太郎

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    あらすじ(引用)
    十五歳の僕と十四歳にして名探偵のルンババは、家も隣の親友同士。中三の修学旅行で東京へ行った僕らは、風変わりな姉妹と知り合った。僕らの冒険はそこから始まる。地元の高校に進学し大学受験―そんな十代の折々に待ち受ける密室殺人事件の数々に、ルンババと僕は立ち向かう。
    (引用終わり)

    表紙で損してる気がします。
    てきとーに箱の絵とかでもいいのに。

    ラノベともミステリーとも言えないような、ふわふわした小説。

    こういう感じ、きらいじゃないです。

    ふざけつつ、真剣に。

    密室はトリックが意外と「ほぅ」と思わせる出し方。
    わかってしまえば単純、でもそれまでの謎は大きく大胆。
    密室モノもいいもんです。

    しかし久しぶりの読書のせいか目が疲れております。
    慣れってすごい力を持ってたんですねぇ。

    では($・・)/~~~


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    氷菓

    卒論提出。

    読み終えました。

    米澤穂信『氷菓』
    氷菓 (角川スニーカー文庫)氷菓 (角川スニーカー文庫)
    (2001/10)
    米澤 穂信

    商品詳細を見る

    あらすじ(引用)
    いつのまにか密室になった教室。毎週必ず借り出される本。あるはずの文集をないと言い張る少年。そして『氷菓』という題名の文集に秘められた三十三年前の真実―。何事にも積極的には関わろうとしない“省エネ”少年・折木奉太郎は、なりゆきで入部した古典部の仲間に依頼され、日常に潜む不思議な謎を次々と解き明かしていくことに。さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリ登場!第五回角川学園小説大賞奨励賞受賞。
    (引用終わり)

    元々角川スニーカーで発行されたものが、角川文庫に移ったようです。
    角川文庫版で読みました。

    ラノベとして書かれたもののせいか、少し軽い印象は拭えない。
    ただ、登場人部う\津と情景のバランスは良いし、面白い作品だと思います。

    ミステリーに類するのかどうかは惱むところですが、ひらめきで謎を解く手法は新鮮。
    「日常の謎」というのは奇抜でありながらも現実性が求められる難しい領域ですね。

    では($・・)/~~~


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    四日間の奇蹟

    お気づきの方もいると思いますが…ブログを始めてから読んだ本が1000冊に到達しました。
    わぁすごい。

    読み終えました。

    浅倉卓弥『四日間の奇蹟』
    四日間の奇蹟 (宝島社文庫)四日間の奇蹟 (宝島社文庫)
    (2004/01)
    浅倉 卓弥

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    あらすじ(引用)
    第1回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞金賞受賞作として、「描写力抜群、正統派の魅力」「新人離れしたうまさが光る!」「張り巡らされた伏線がラストで感動へと結実する」「ここ十年の新人賞ベスト1」と絶賛された感涙のベストセラーを待望の文庫化。脳に障害を負った少女とピアニストの道を閉ざされた青年が山奥の診療所で遭遇する不思議な出来事を、最高の筆致で描く癒しと再生のファンタジー。
    (引用終わり)

    第1回『このミス』大賞受賞作のようで。
    第1回がこの質だと、たしかに次回からも期待してしまいます。残念ながら、以降の受賞者には作家に向いていないような方も多いと思われるのですが。

    東大卒の副業作家?
    そういえば東大卒って見かけない気がしますね。隠しているのかも知れませんが。
    関係ありませんが、現在では最高学府≠東京大学ですよ。

    さて、この作品。うまく書いたなぁというのが一番の感想。
    まず、登場人物とそれにまつわるテーマはデリケートなはず。でも、それを軽々とクリアしている。
    そこから物語は始まる訳ですからね。

    章題では『奇蹟』とされている事態が始まってからは、「あぁどこかでこういう小説あったな」と思わせる部分もないわけじゃない。しかしそれ以上に深みを出しているのが回想と語りのシーンの作り方だと思います。

    ピアノよりも交響曲が好きな人間ですが、一度この作品に出てきた曲を聴いてみるのもありかと考えていたり。

    ちなみに、感涙のベストセラーとあらすじにありますが、たしかに何故か泣きそうに。
    きっと真剣だからです。

    では($・・)/~~~


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    青空の卵

    ちょっとブログ更新ができませんでした。。。
    高校時代の友人とTDSに行ったりしていました。

    読み終えました。(本当は12/24に読み終えてた…)

    坂木司『青空の卵』
    青空の卵 (創元推理文庫)青空の卵 (創元推理文庫)
    (2006/02/23)
    坂木 司

    商品詳細を見る

    あらすじ(引用)
    僕、坂木司には一風変わった友人がいる。自称ひきこもりの鳥井真一だ。複雑な生い立ちから心を閉ざしがちな彼を外の世界に連れ出そうと、僕は日夜頑張っている。料理が趣味の鳥井の食卓で、僕は身近に起こった様々な謎を問いかける。鋭い観察眼を持つ鳥井は、どんな真実を描き出すのか。謎を解き、人と出会うことによってもたらされる二人の成長を描いた感動の著者デビュー作。
    (引用終わり)

    これは面白い。
    登場人物がめっちゃ良い。
    そして、「日常の謎」のミステリーを久しぶりに読んだので、楽しめました。

    自分メモがたくさんあったので一応書いておこうかと。

    12頁
    まだ本の初めですが「コンピュータのプログラマー」という表現に躓きました(笑
    どっちも伸ばすかどっちも切れば良いのに、とか。
    ただ、このときはまだ物語に引き込まれていなかったからこんな些細なところを見ていたんだとうなぁ。

    23頁
    「メリットしかない事象なんて、そうそうこの世にないぜ」
    かっこつけてるようで、深そう。こういうセリフが面白い。

    46頁
    「どんなことにも原因はある。ただ、目の前にあるのはいつでも結果の形をしているので、僕らにはわかりにくいだけなのだと鳥井は言う。」
    へぇ。どこかで聞いたような気もしますが、新鮮。

    49頁
    コンピュータと違って人間の脳ってやつは……結果から検索条件を導き出すことができる。
    おぉ!気づかなかった。

    65頁あたり
    加害者と被害者のその後。回復プロセスの話には少し納得する部分も。

    184頁あたり
    営業という仕事に関する話。漠然とした職に対する、危機感のようなもの。
    ぜひ自分の仕事には誇りを持てるようになりたいですね。

    222頁あたり
    個人を名前で呼ぶことについて。敬称とか、姓とか。人格がなくなってしまうのですね。
    非常に興味深いところですが、やはり日本では受け入れられないでしょう。

    236頁
    「誰かの一番であることは、いつ一番でなくなるかわからない不安との戦いでもある」
    突然、名台詞のようなものがポツンと表れる小説でした。

    さて、この作者の他の本は手に入るでしょうか。
    もっと読んでみたいです。

    では($・・)/~~~


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    長い腕

    20分のプレゼンはなかなか長いものですね。

    読み終えました。

    川崎草志『長い腕』
    長い腕 (角川文庫)長い腕 (角川文庫)
    (2004/05)
    川崎 草志

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    あらすじ(引用)
    ゲーム制作会社で働く汐路は、同僚がビルから転落死する瞬間を目撃する。衝撃を受ける彼女に、故郷・早瀬で暮らす姉から電話が入る。故郷の中学で女学生が同級生を猟銃で射殺するという事件が起きたのだ。汐路は同僚と女学生が同一のキャラクターグッズを身に着けていたことに気づき、故郷に戻って事件の調査を始めるのだが…。現代社会の「歪み」を描き切った衝撃のミステリ!第二十一回横溝正史ミステリ大賞受賞作。
    (引用終わり)

    横溝正史ミステリ大賞というだけあって、なかなか面白い作品でした。
    ただ、惜しいのはあらすじにあるとおり、「歪み」のテーマ。
    描き切ったとは思えないし、ちょっとストーリーの帰結がいまいち。
    どこから路線が歪んだんだろう。。

    展開が、のろのろだらだら、なんとなく変わっていくというのが、特徴的。
    これが作戦だったらすごい。いつの間にか違う話題に。
    でも、ちらっと前の話題がスパイスのように出てきたり。

    前半のゲーム製作会社の話の濃さが良い味付けになってるのかもですね。

    しかし、結局この作者、他の著作がないようです。
    まぁ僕の読んだこの本が十七版ということですので、この本は売れてるんでしょうか?
    惜しいものです。

    では($・・)/~~~


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    シャドウ

    そういえば、昨日はドラムスについて殆ど触れなかった気がする。
    3つ以上のラインを一度には注意して聴けませんわ(笑

    読み終えました。

    道尾秀介『シャドウ』
    シャドウ (創元推理文庫)シャドウ (創元推理文庫)
    (2009/08/20)
    道尾 秀介

    商品詳細を見る

    あらすじ(引用)
    人は、死んだらどうなるの?―いなくなって、それだけなの―。その会話から三年後、凰介の母は病死した。父と二人だけの生活が始まって数日後、幼馴染みの母親が自殺したのを皮切りに、次々と不幸が…。父とのささやかな幸せを願う小学五年生の少年が、苦悩の果てに辿り着いた驚愕の真実とは?いま最も注目される俊英が放つ、巧緻に描かれた傑作。本格ミステリ大賞受賞作。
    (引用終わり)

    あー。

    んー。

    途中まで面白かったのになぁ。
    後半が残念。
    これはミステリーとして読まなきゃ面白いかも。

    人物とか良くできてるのに。

    下手に心理学とか混ぜたりすると。。

    犯人の動機付けがなんかちゃっちい。それなら別に解説しなくても。
    口調が古典モノっぽくてそこがまたおかしい。

    では($・・)/~~~


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