読み終えました。
乃南アサ『来なけりゃいいのに』
短編集。
いろんな仕事をする女性を主人公に書いたものばかりです。
1つだけ違うのがありますけどね。
どこが「サイコ・サスペンス」なのかは解りませんでしたが、面白い話であったことは確かです。
多くの作品が「最後の方で真相を明かす」タイプだったと思います。
まぁミステリーではないです。
乃南アサのサスペンスは本当に良いと思います。
「仕事」や「働く女性」がテーマのものが多いですが。
そういえばあとがきによれば、作者は20歳のときに大学を中退したらしいですよ。特別想いがあったわけではないとか。早稲田…。
では($・・)/~~~
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発売当日(10/3)に買っていたのに記事にするのを忘れていたようです。
SOUL'd OUT『TONGUE TE TONGUE』
初めて聴いたときは、何言ってるかさっぱりだし…とか思ってましたが、結構好きになりました。
POPSっぽくない、もともとのSOUL'd OUTの方面な気がします。
そして、今日買ってきたのは
SOUL'd OUT『COZMIC TRAVEL』
これは良い!!
視聴のときには解らないですよ。
全体的に楽しいですね。
そして何よりこのCDが他の2枚(*)と違うのは、
3曲目のRemix曲もうまくできていてカッコいいこと。
PCYCHO TRAVELという名前です。
(*)『MEGALOPOLICE PATROL』『TONGUE TE TONGUE』『COZMIC TRAVEL』は3ヶ月連続リリースの計画で発売されたためか、3曲目にはどれも1曲目のRemix曲が入っています。
では($・・)/~~~
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読み終えました。凡そ40分。
帰りの電車が暇でしたがな。ケータイの電池もわずかでしたし。
折原一『樹海伝説―騙しの森へ』
381円という値段が示しているとおり短い長編小説です。あ、長編とは言わないか(笑
そんなに驚愕!!って程ではなかったですね。
確かにラストにトリックはあったわけですが、何かすっと通り過ぎてしまった感じでした。
あらすじには、斧で惨殺…樹海…などの言葉があったので、期待してたんですけどね。
あ、途中にもいくつかどんでん返し的なのはありましたよ。
面白さとしては良いのかもですが、何しろ作品の分量での制限がありますので…。
では($・・)/~~~
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未読の作者のデビュー作(と思われるもの)を読もうキャンペーンにより、読み終えました。
まぁ待機用の本棚に折原一とか二階堂黎人ばかりあふれているので
嫌気が差してましてね。
高田崇史『QED 百人一首の呪』
第九回メフィスト賞受賞作。
この本、実は買ってから1年が経過しています…。確か11月の半ばだったので。。
買ったは良いけれど「百人一首?そんな勉強したくねーー」という感じで放置でした(笑
で、最近友人と、メフィスト賞は当たり外れが大きい(*)と話していて(というか印象に残るものが多い)、読んでみるかと。
(*)殊能将之『ハサミ男』や先日の森博嗣『すべてがFになる』、そして賛否両論の清涼院流水とかですね。
で、第一の感想は
面白いやんか。百人一首は
さっぱりですが。
しかも作者は明治薬科大卒…すなわち理系!
でも著者近影は怖いお兄さんです。とても小説書いてる人には見えません。
小説内の主人公も薬剤師。
いやぁ、こういう(作者の)得意分野を生かした設定は嫌いじゃありません。
まぁ小説内の半分くらいは百人一首の謎解きですが、それはそれで面白いですし、事件のほうもまったく呆れた…ということもありませんでした。京極夏彦『姑獲鳥の夏』の初め50ページのような面白いシチュエーションもありますし。
今思い出しましたが、「千葉千波の事件日記シリーズ」で一応高田崇史は読んでいたんでしたね。
あまりにも雰囲気が違ったので…。
そういえば、タイトルのQEDといえば、
同名のマンガも面白いですが「証明終了」の意で、
quod
erat
demonstrandum
の略ですが。
紹介用のチラシには
Queer
Egoistic
Deduction
とふざけて(?)書いてありました(笑
取り敢えず本屋で探す本が増えました♪
では($・・)/~~~
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突然カウンターがすごい勢いで回っていてびっくりです。
読み終えました。
綾辻行人『十角館の殺人<新装改訂版>』
買ってしまいました(笑
綾辻はやはり良いですよ♪
裏表紙のあらすじ(引用)
十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の七人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!'87年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。
さらに帯には
ミステリ史上に残る大トリック!
“たった1行”が世界を変える(引用おわり)
とあります。
そうです、忘れていましたが、1行でびっくりするんですよこの作品はね。
トリックやら誰が死ぬとかそういう大まかなところは覚えていましたが、細かい部分は新たに楽しんだという感じでした。
色々読みやすくなったですよ。特に解りやすいのは文字の大きさ。これは比べてみてびっくりです。
さらに、上記の“たった1行”が改頁されていますのでさらに効果的に!
つまりフォームやらを揃えたり、「変えないように変えた」感じでしょか。
昨年の夏の終わりに読んだときには、まだまだミステリーを読んでいなかったためにこの作品のすごい面が見えていなかった気がします。
そもそも、こういった解決の作品は結構数が少ない気がします。
ややこしい文でもなく、最後まで魅力たっぷり。。
『暗黒館』の文庫版も本来ならば買いたいところですが…。
ちなみに、この本は本編のみで453頁で、旧作が366頁なのでやはり色々増えてもいるんでしょうね。(フォントサイズのせいだけだったら笑いますが
そういえば、
前回の記事では
強いて残念な点を挙げるならば、ちょっと動機や犯人の姿があっさり(予想できるくらいだったかな)してたなどと述べていましたが、本当にそうだったか?と疑問に思います。
そんなにあっさりでもないだろー。。
まぁいいや(ぇ
では($・・)/~~~
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読み終えです。今週は忙しかったようですね(後になってから気づく
貴志祐介『天使の囀り』
角川ホラーも久しぶりでしたかな。
まず、本編に関係のない話ですが。
角川ホラーの1ページ目に、大抵カラーの絵があるのですが、これの謎がついさっき解けました。
ハードカバーの時の表紙だったんですね。知らなかったです。
確認したところ、文庫書き下ろしの本にはありませんでした。
さて、まずは裏表紙のあらすじ。(引用)
北島早苗は、ホスピスで終末期医療に携わる精神科医。恋人で作家の高梨は、病的な死恐怖症だったが、新聞社主催のアマゾン調査隊に参加してからは、人格が異様な変容を見せ、あれほど怖れていた『死』に魅せられたように、自殺してしまう。さらに、調査隊の他のメンバーも、次々と異常な方法で自殺をとげていることがわかる。アマゾンで、いったい何が起きたのか?高梨が死の直前に残した「天使の囀りが聞こえる」という言葉は、何を意味するのか? 前人未踏の恐怖が、あなたを襲う。
(引用おわり)
これはすごいです。
素晴らしいホラーだと思います。
感動した(何
『眼球綺譚』を読んだときの怖さと似ているのかな。いや、またちょっと違いますね。
「ホラーっぽさ」でない形でしっかりと恐怖を出しています。
僕は毎度言っていますが、貴志祐介は相当綿密な情報収集と整理・理解をしていると思います。今回も小さなネタ(たとえば囲碁)から大きなネタまで専門の話が解りやすく、きちんと書かれています。
唯一テキトーな感じが見られたのは「憑物」に関する記述でしょうが、これは京極夏彦の作品を先に知っているから物足りなく感じたのだと思います。
どんな恐怖なのか、「天使の囀り」とは何かを先に知ってしまわないためにも、「解説」には少しも見向きもしないことをオススメします。
そして僕もネタに触れるワードを記述しないでおこうと思いまして…
こんなもんでやめておきます(笑
では($・・)/~~~
【“天使の囀り”の続きを読む】
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最近人気だと噂の人…
読み終えましたよ。
森博嗣『すべてがFになる』
THE PERFECT INSIDER。
えっと、
名古屋大学国立某大学の助教授だった森博嗣さん。
工学部だし、まぁ理系。
取り敢えず、ミステリーであることは認められると思います。
かなり現代的というか、特殊な状況ではあると思いますが。
しかし…そんなに面白くもなかったかな?という感じです。
今回僕が読んでいるときに、この本を既に読んだことのある友人が「理系ならタイトルで…」と言ったことやら「情報工学の話らしい」ということやら何かやらから一つのことが解ってしまったのです。(詳細は追記にて。ネタばれなのでね)
そのことから二つの選択肢が思い浮かび…
と、いう風にトリックの一つの形がおぼろげに頭に浮かんでいたということがあるかもしれません。
また、多々ある
ごまかしもちょっと気に入らなかったです。作者の書いたそのままの状態であると行の初めに「……」などがきてしまうので、
文字間隔を広げることで処理してありました。まぁ、その箇所があまりにも多くて目立っていたので…。
発行が十年以上前ともなると色々変わっているもので、恐らくこの小説中の研究所は必ずしも理想とは言えなくなっていると思われます。
そういえば、僕はつい数ヶ月前に漸くUNIXだとかを少々学んだのでこの本の中で出てくる用語もイメージがありますが、そういう点で嫌になる人もいるんではないでしょうかね。
さて、シリーズを読みたい!という程ではないので、あらすじの面白そうな本はまた読んでみようかなと思います。
では($・・)/~~~
【“すべてがFになる”の続きを読む】
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やっぱりミステリーが読みたい!ってことで読み終えました。
折原一『覆面作家』
まずは裏表紙の粗筋から。
顔に白頭巾をかぶってひたすらワープロを打ち続ける男。行方不明だった推理小説家・西田操は七年ぶりに帰還して、長編『覆面作家』の執筆にとりかかった。それが、憎悪と殺意の渦巻く事件の発端だった。劇中の小説と現実が激しく交錯し、読者を夢魔の世界に誘い込む、傑作
ホラー! 真相は覆面作家だけが知っている。
何がホラーやねん。
ミステリーとちゃうんですか。そうかホラーか。
折原一な作品でした。
最後の方でのどんでんが幾つもあるのはやっぱり楽しく。
まぁトリックはどこかで読んだことがあるような気もするけれども、、あ、それはまたちょっと違う感じでしたね。(自己完結
ラストの「ここに収束するのか!」て感じが良いです。
小説内と現実が絡まる作品は読んでいて混乱してきますが、この作品はきちんと最後に落ち着くのでその点でも良かったです。
では($・・)/~~~
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読み終えました。
桐野夏生『グロテスク(下)』
うぉ。
なんちゅうかグロテスク。
「醜い」とはまた違う気が…。
手記が面白いですね。
特に和恵の方が。
チャンの話は矢鱈と長かったくせに、この本の最後では…。
この本を読み終えて最初に思ったのは、(この小説内の)女子高校生時代はある意味で、幸せだったんかなと。
最終章は僕は好きではありませんが、全体として、良い小説であったと思います。
こういう小説は色々含んでいますんでね。。
人それぞれ気にかかるシーンが出てくると思います。
では($・・)/~~~
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久しぶりに読み終えました。
桐野夏生『グロテスク(上)』
この間は重たいミステリーだったから、ミステリーじゃない小説をと思いまして。
ミステリーじゃない…
うん。
しかしまぁどこか選択を間違えた感がありますね♪
文章は上手いと思うのでとても読みやすいです。
文庫本の裏表紙の粗筋(引用):
名門Q女子高に渦巻く女子高生たちの悪意と欺瞞。「ここは嫌らしいほどの階級社会なのよ」。悪魔的な美貌を持つニンフォマニアのユリコ、競争心をむき出しにし、孤立する途中入学組の和恵。ユリコの姉である“わたし”は二人を激しく憎み、陥れようとする。圧倒的な筆致で現代女性の生を描ききった、桐野文学の金字塔。
だそうです。
上巻だということもあるでしょうが、作品の構成自体はやや解りにくいです。
時代があっちこっち、話があっちこっちする感じですし。
さぁて下巻はどんな
グロテスクな展開になるのかな?
では($・・)/~~~
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読み終えました♪
二階堂黎人『吸血の家』
本格ミステリー。
いやぁ本格ですな。
この間はホラーホラーと馬鹿みたいな感想を述べていましたが…。
こういう作品の方がもっと書くことがなくなってくるんです。。
もうただただ、ラストで驚くばかり。
「密室」やら「足跡なき殺人」やらの謎がありますが、、「密室」についてはやや
おまけな感じがします。
しかし、「足跡なき殺人」というのは面白いですね。僕は「密室」よりも「足跡なき殺人」の方が好きなのです(たぶん
『名探偵コナン』では機械的なトリックを用いたり、並外れた能力を駆使したり、ギリギリというか無理やりな感じがしていたものですが…。
よくよく考えると僕はそれも好きでしたね。
ピンや紐等の道具で密室を強引に作るのと同じくらい。この本での解決は、確かに単純ではある…けれども!みたいな(ぇ
あまり見ない、「足跡なき殺人」を楽しめました。
そして、折原一の密室事件での話でもそうですが、必ずと言って良いほど「幽霊説」が出てくるのは愉快ですね。
そして、前回二階堂を読んだのは夏休みの新幹線内だったかな?あ、9月に短編を読んだかな。と、そんな具合ですが、どうも僕に二階堂黎人は重いのか、1冊読むと「しばらくはもういいかな」という気分です(笑
いつになったら『人狼城の恐怖』は読めるのかなでは($・・)/~~~
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読み終えました。
乙一『ZOO 2』
『ZOO 1』の続きです。
まぁ短編集だから続きという言葉も変ですが。
感想:
『血液を探せ!』:どこか楽しい小説。
『冷たい森の白い家』:こういうのを「ホラー」と呼ぶ、と思わされているんでしょうね。。大人の童話?
『Closet』:何故か「ふふっ」と笑いが漏れました(ぇ ミステリーっぽくもあり。
『神の言葉』:設定がなんとも気に入らなかったです。
『落ちる飛行機の中で』:これも恐怖感や緊張感があんまりない。それが良いとも言う。
『むかし夕日の公園で』:たった4ページの小説。少ない文字だけに怖い。
全体的にホラーだなぁと思わせつつも、間が抜けているような楽しさがある本でしたね。
では($・・)/~~~
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往路はロシア語の勉強をしていて、帰路にだけ読んだのに…一日で読み終えです。読みやすい文体というべきか、これが軽さなのか…。
乙一『ZOO 1』
ず~。
動物園ー。
短編集です。
毎度この方はジャンルがよく解りませんね。
敢えて言うならば「ライトノベル風ホラーっぽい小説」でしょうか(笑
感想。
『カザリとヨーコ』:ラストに向けての部分など、よくある話という感じですが、読んでるときはそれなりに面白かったです。
『SEVEN ROOMS』:色んな部分でホラーっぽい。死の恐怖が迫る理由のなさとか、グロい描写とか。
『SO-far そ・ふぁー』:この作品中では一番好き。ただの不思議さで終わらせないラストのどんでん返しは良い!
『陽だまりの詩』:SFなのか感動なのか…。
『ZOO』:どっかの短編で似たようなのを読んだことがあるような。視点が内部からであることが僕はあんまり気に入らなかったですね。
この5作はそれぞれ5人の監督が映画を作って、1本にまとめた映画があるらしいですね。
では($・・)/~~~
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昨日読み終えました。
折原一『丹波家の殺人』
黒星警部シリーズ。
密室です密室。
うーん。。
読んでるときはのめり込むんですけど、全体を見るとそんなに面白くもないかなぁなんて。
良かったのは一つ目の密室での事件の真相。
あとは…。
遺産相続の複雑な様子はなかなか興味深いのですが。
シリーズものの、中だるみ(?)みたいな作品でした。
では($・・)/~~~
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テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌
あー…空から欲しいものが降ってこないかなぁ。
まぁ実現してもそれはそれで戸惑うとは思うのですが(笑
読み終えです。
宮部みゆき『名もなき毒』
『誰か』の続編。といっても事件に連続性があるとかではなく、世界の設定が同じということです。
ちなみに本の帯には
現代ミステリーの新たなる代表作
連続無差別殺人事件。
あらゆる場所に「毒」は潜む。
どこにいたって、怖いものや汚いものには遭遇する。
それが生きることだ。
財閥企業で社内報を編集する杉村三郎は、
トラブルを起こした女性アシスタントの身上調査のため、
私立探偵・北見のもとを訪れる。
そこで出会ったのは、
連続無差別殺人事件で祖父を亡くしたという女子高生だった。
とかなんとか書いてあります。
まぁ僕は「現代ミステリーの新たなる代表作」とは思いませんね。
いや、良い作品ですよ。
面白いです。
でも、あまりにも重いし、濃いと思う。。
一人の死や、一つの事件があまりにも詳しすぎて。
なんていうか、テーマがたくさん(?
作中の「トラブルを起こした女性アシスタント」なんてまさに良い題材。
人と人との様々な面が書かれているのでしょうか。
宮部みゆきの小説は高校生の国語の模試でも使われたようですし。
ラストが良いです。
分別…。
あっという間に読み終えたつもりが2日間。
やっぱりハードカバーは重いです。
では($・・)/~~~
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