大学ではこの時期、中間発表とか、集中輪講とかいろいろな名前で呼ばれますが、プレゼンテーションをする機会があったりして。
内容はともかく、プレゼンの上手い人は尊敬できます。ま、そうそういないのが実状ですが。
堂場瞬一『裂壊 警視庁失踪課・高城賢吾』
裏表紙のあらすじ(引用)
半年に一度の失踪課課長査察を間近に控え、室長の阿比留が忽然と姿を消した!自宅に急行した高城たちだが、私生活を隠す阿比留の失踪の原因は掴めず、その行方は杳としてしれない。同時期、一人の女子大生の捜索願が出された。ストーカーによる拉致も疑われたが、二つの事件を追ううちに意外な接点が判明する。
(引用終わり)
いかにも失踪課っぽい。
いや、非常事態だから通常の捜査体制じゃないので、若干誤っているのですが。
ここでも「家族」が話題に。
この作者のテーマなんでしょう。
仕事とプライベートの分離。
面白いんだけど、どこか物足りない気分が残る本でした。
では($・・)/~~~
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↓よかったらお帰り前に以下もどうぞ_(._.)_
ゲーム「ぼくのなつやすみ」やりたくなってきたなぁ。
(谷村美月さんのホームページを見ながら)
読み終えました。
黒崎視音『警視庁心理捜査官 KEEP OUT』
裏表紙のあらすじ(引用)
警視庁の「心理応用特別捜査官」だった吉村爽子。世を震撼させた連続猟奇殺人事件を見事に解決したが、現場主義の組織と幾多の軋轢を生んだ。結果、爽子は強行犯係主任として所轄署に異動となった。さらにアクの強い刑事たちとの地道な捜査活動の日々。だが、爽子の心理捜査官としての眼は、平凡に見える事件の思わぬ真相を決して見逃さなかった。
(引用終わり)
非常に面白い!
黒崎視音の作品は数少ないのですが、どれも興奮する。
今回は短編集ですが、どれもしっかりしてるし。
心理捜査という名前はあまり気にせず読める本です。
ただ、主人公の背景を知るには前作を読んでいたほうがいいかもしれません。
それに関わって、今回も性犯罪絡みの話が幾つか。
何度か書いていると思いますが、嫌いなんです。
読んでいて楽しいという気持ちではないんですけどね。
でもなんというか、引き込まれる。
些細な点が「ドラマと違って本物っぽい」と思わせるシーンがある小説ですので、警察モノ好きの人も新たな楽しみ方ができるかも。
逆に言うと、わざと嘘っぽくしてある場面も多々あります。(たぶん
この作品は本屋でもそこそこ取り上げられていたようなので、そろそろ名前が広まる作者でしょうかね。
では($・・)/~~~
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↓よかったらお帰り前に以下もどうぞ_(._.)_
先日、とあるネットニュースの記事でAV、AVとたくさん書いてありまして。
なんということだ!
と思ったらAnti Virusについてでした。
読み終えました。
松岡圭祐『万能鑑定士Qの事件簿Ⅰ』
裏表紙のあらすじ(引用)
東京23区を侵食していく不気味な“力士シール”。誰が、何のために貼ったのか?謎を追う若き週刊誌記者・小笠原は、猫のように鋭く魅惑的な瞳を持つ美女と出会う。凛田莉子、23歳―一瞬時に万物の真価・真贋・真相を見破る「万能鑑定士」だ。信じられないほどの天然キャラで劣等生だった莉子は、いつどこで広範な専門知識と観察眼を身につけたのか。稀代の頭脳派ヒロインが日本を変える!書き下ろしシリーズ第1弾。
(引用終わり)
スペシャリストって、最近人気らしいですね。これも教育が変わったからでしょうか。
ジェネラリスト(ゼネラリスト)としての才能が求められていて、
これは誰にも負けない!…でも他はさっぱり、みたいなスペシャリストがあまりいないとか。
でも、良く考えたら全ての分野に精通することなんかどだい無理な話で。
やはり幅の広いスペシャリストが一番輝けそうな気がします。
ところで、万能鑑定士。
博識なのは千里眼シリーズの岬と変わりませんが、その分野がどこか生活に近くて、より驚きます。
とても面白い。これはまたハマったな。
問題は、これが上巻だということです。
まさかの上巻です。Ⅰって書いてあるし、あらすじにも「第1弾」。
間違いではないんですけどね…。
続きが気になる!!
電車の網棚に置いてないかな!(ねぇよでは($・・)/~~~
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この世は偏見に満ちている!
読み終えました。
築地俊彦『まぶらほ ~もっとメイドの巻~』
あらすじ(引用)
「この服装に見覚えありませんか?」何者かによって誘拐された式森和樹。その前に現れた女がまとっていたのは、濃紺のメイド服だった―。和樹を狙って、ふたたび動き始めた秘密結社MMM。夕菜たちは、イギリスへと連れ去られてしまった和樹救出のため、メイド部隊へと潜入する。だが、時を同じくして現れたのは、和樹を御主人様と慕うリーラ、そしてあの第五装甲猟兵侍女中隊だった!ついに戦場で再会した夕菜とリーラ。その戦いは、イギリス、そして東京を地獄の戦場へと変えてゆく!!マジカル・ラブコメ特別編、待望の第二弾。メイドたちの戦いは、まだ終わらない―。
(引用終わり)
築地俊彦『まぶらほ ~ふっかつの巻・にし~』
あらすじ(引用)
「お芝居のシナリオを書いてくれない?」クラスメートの中田一子から、夕菜たちのもとに舞い込んだシナリオの執筆依頼。はりきって書いた夕菜だったが、その内容は和樹との新婚生活を描いたファンキーなビッグ・ドリーム。玖里子や凛、舞穂の大ブーイングを受けてしまう。でも、その三人のシナリオも似たようなシロモノで…(『演劇大作戦』より)。妄想炸裂の乙女心が今回も大激突。もはやラブコメではなくラブバトルと化しつつある恋模様を描いた短編四本と、番外編として山瀬千早の物語『ミラー・ドリーム』『シー・ラヴズ・ユー』の二本を収録!大人気マジカル・ラブコメ短編集第九弾。
(引用終わり)
築地俊彦『まぶらほ ~ふっかつの巻・せいほく~』
あらすじ(引用)
「あたし、式森君が好き」ただ、これだけの言葉が告げられず、山瀬千早は失意を抱いて雨中に消えた。和樹は、千早の妹神代とともに彼女を捜すが、和樹が姉を苦しめていると思い込んでいる神代は、彼に敵意を剥き出しにする。そして、ようやく見つけた千早は、かつてとは違う、勝手気ままで傍若無人な少女に豹変していた。戸惑う周囲をよそに、千早は和樹に積極的に迫る。千早の誘惑に抗えない和樹は、ついには逆夜這いをかけられ…。ついに完結を迎える千早編『シアー・ハート』のほか、短編四本を収録!大人気マジカル・ラブコメ短編集第十弾、恋の切なさいっぱいでお届けです。
(引用終わり)
メイドさんはもう闘わなくていいよ…
夕菜も闘わなくていいよ…
ふっかつの巻のほうは、凜ちゃんがますます面白くなってますね。
もじもじ。
夢でそんなはっきり見るか。
この2巻では告白できない少女・山瀬千早の物語が延々あるわけですが。
どうもじれったい上に鬱陶しい。
結末は、まぁ、切ないのかな。
鈍いんだね。
そろそろ半分くらい「まぶらほ」消化できたかなぁ(笑
一度に買いすぎると困りますね。
では($・・)/~~~
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10冊一気読み(笑
若木民喜『神のみぞ知るセカイ(1)』
あらすじ?(引用)
恋愛SLG(シミュレーションゲーム)で“落し神”と呼ばれる少年が今、現実の女性を攻略にかかる!! その少年の名は桂木桂馬(かつらぎけいま)、彼の神話はここから始まる!!
(引用終わり)
非常に縦長の記事になりますので、追記にメイン部を書きます(笑
【“神のみぞ知るセカイ(1)~(10)”の続きを読む】
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あぁ。もうすぐ大きなイベントが…。なぜ2日連続で緊張しなきゃいけないんだ。
レンタルして観ました。
『シャーロック・ホームズ』
細かい点が、非常に原作に近い作品でした。
でも、全体としては「シャーロック・ホームズ」を使っているだけで別の話。
産業革命期?
化学(科学)は魔法だったのですね。
ミステリーという分野にしてはやや謎解きが欠け、アクションシーンが面白い映画でした。
では($・・)/~~~
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大学生の就職活動が遅い時期から始まるようになるとかならないとか。
4年生の春でいいと思うんだけどなぁ。卒業研究を就活と両立するほうが辛いだろうに。
技術系を採用するメーカーは賢明な判断をしてもらいたいが。
さて、発売日前日に買ってたのですが、記事に書き忘れてました。
ACIDMAN『ALMA』
チリにあるアルマ天文台だそうで。
なんか壮大な感じですね。
DEAR FREEDOMと対になっているらしい。
ギターで弾きたくなる曲ではないですね。
ACIDMANがやるのを聴きたい。
ところで、衝動買いでDVDを買いました。
ACIDMAN『scene of "and world"』
SOLの物語が面白い。
ある証明とworld symphonyはかっこいいですね。
12/1に出るアルバムが楽しみです。
ACIDMANとしては初のシングルと同タイトルアルバムのようで。
ALMA。
では($・・)/~~~
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りらっくす。
読み終えました。
米澤穂信『ボトルネック』
裏表紙のあらすじ(引用)
亡くなった恋人を追悼するため東尋坊を訪れていたぼくは、何かに誘われるように断崖から墜落した…はずだった。ところが気がつくと見慣れた金沢の街にいる。不可解な思いで自宅へ戻ったぼくを迎えたのは、見知らぬ「姉」。もしやここでは、ぼくは「生まれなかった」人間なのか。世界のすべてと折り合えず、自分に対して臆病。そんな「若さ」の影を描き切る、青春ミステリの金字塔。
(引用終わり)
途中までは、自分の代わりに「姉」のいる世界に迷い込んで…というような類のものか、と思っていました。
不思議体験をすることがメイン。
想像以上に深い小説でした。
自分の存在価値を考える。
その後、どこへ行くのか…
読者の思考が投影されるような小説な気がします(大袈裟
金沢行ってみたいな。
では($・・)/~~~
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とんかつ、食べたかったなぁ
読み終えました。
柴村仁『我が家のお稲荷さま。』
あらすじ(引用)
その昔――一匹の大霊狐が三槌家の守り神に祀りあげられた。名を空幻といい、ありとあらゆる術を自在に操る、たいへんに賢しい狐であった。だが同時に、騒動が大好きでもあった。いたずらと呼ぶには悪辣すぎる所業を繰り返す空幻に業を煮やした三槌の司祭は、七昼七晩かけて空幻を裏山の祠に封印したのだった。そして現在―未知の妖怪に狙われた三槌家の末裔・高上透を護るため、ついに空幻が祠から解封された…のだが、その物腰は畏怖された伝説とは裏腹に軽薄そのもの。イマドキの少年である透からは『クーちゃん』と呼ばれる程で…第10回電撃ゲーム小説大賞金賞受賞。
(引用終わり)
陰陽道っぽいラノベ。
神道なのか?
何が主題がよく見えないままに1巻が終わりました(笑
絵がすごい。
女性にも男性にもなるというこの狐キャラをうまく書いてる。中性的というのですかね。
コウちゃん…護り女?巫女のような…とりあえず和服の無表情な女の子。良いですね。
あれ?そういえばどこかで同じような感想を持った気が。。
これが好みというやつでしょうか。
とある友人に「ツンデレ和服好き」と称されたのも気のせいでしょう。さて、この小説ですが。
そこそこ読みやすい。
これで新人かぁ。若干表現が気になりますけどね。
古い本だし、安くで手に入れば2巻以降も買ってみますか。
では($・・)/~~~
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山梨に行ったり、プレゼンをしたりしていました。
読み終えました。
江戸川乱歩『屋根裏の散歩者 江戸川乱歩ベストセレクション3』
裏表紙のあらすじ(引用)
世の中の全てに興味を失った男・郷田三郎は、探偵・明智小五郎と知り合ったことで「犯罪」への多大な興味を持つ。彼が見つけた密かな楽しみは、下宿の屋根裏を歩き回り、他人の醜態をのぞき見ることだった。そんなある日、屋根裏でふと思いついた完全犯罪とは―。表題作のほか、とある洋館で次々起こる謎の殺人事件を描いた「暗黒星」を収録。明智小五郎登場のベストセレクション第3弾。
(引用終わり)
表題作は、既に読んだことのある作品。
それでも、二度目か三度目。
まだまだ楽しめる作品です。
「暗黒星」は読み終わってみれば「なぁんだ」という人も多いんじゃなかろうかと思う。
それでも、何がどうなっているか最中には解りにくいんだから面白い。
では($・・)/~~~
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やる気よ~こい!(無理だろ
読み終えました。
成田良悟『デュラララ!!』
この本のあらすじは引用先が見つからないというか面倒くさいのでなしということで(笑
アニメ化された作品。観てないですけど。
池袋が舞台ということで読んでみました。
イザヤ…
いや、カタカナで書くと別のラノベみたいになりますなぁ。
デュラハンと言えば、そんなのが出てくるラノベもあったなぁ。
基本的には、池袋の街で大騒ぎ?
知的な雰囲気がありそうで、やはりラノベっぽい。
ルビが少ないようでしたね。簡単な文章で構成されてるのかも。
まぁ章立てはうまかった。
絵がいいですね。ヤスダスズヒト。
良くも悪くも次の巻が読みたくなる感じでした。
では($・・)/~~~
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休み?そういえば3連休ですね。
レンタルDVD観ました。
『シャッターアイランド』
あらすじ(引用)
精神を病んだ犯罪者だけを収容し、四方八方を海に囲まれた「閉ざされた島(シャッター アイランド)」から一人の女が姿を消した。
島全体に漂う不穏な空気、何かを隠した怪し気な職員たち、解けば解くほど深まる謎……。
事件の捜査に訪れた連邦保安官テディがたどり着く驚愕の事実とは!?
(引用終わり)
Shtter Island.
すげー!!
洋画ミステリーは良いですね。
とてつもなく面白かったです。
映画館で観れたら良かったなぁ。
どこをとってもネタばらしになりそうですし、自分用のメモとしてネタばらしは<追記>に書きます。まだ観てない人はご注意を。
精神病患者を治療する手段として、この作品で大きく扱われている手法が、時代を合わせてあるようで、面白かったですね。
こういう映画をもっと観たいな~
では($・・)/~~~
【“シャッターアイランド”の続きを読む】
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読み終えました。
初野晴『水の時計』
裏表紙のあらすじ(引用)
医学的に脳死と診断されながら、月明かりの夜に限り、特殊な装置を使って言葉を話すことのできる少女・葉月。生きることも死ぬこともできない、残酷すぎる運命に囚われた彼女が望んだのは、自らの臓器を、移植を必要としている人々に分け与えることだった―。透明感あふれる筆致で生と死の狭間を描いた、ファンタジックな寓話ミステリ。第二十二回横溝正史ミステリ大賞受賞作。
(引用終わり)
これをミステリと呼ぶのか。
寧ろミステリに区分けしないほうがこの作品にあっていると思う。
さて、タイトルと表紙のかっこよさだけで買った本です。
作者は法政・工学部卒らしい。理系に関わりそうな点は違和感なかったですしね。
スタンガンの記述も丁寧でした(ぇ
最近、臓器移植に関してはニュースでたくさん報じられています。
そんなところをテーマにした作品。
多くの人の生活の描写や、シーンの描きかた。作品世界にどっぷり漬かれます。
面白く読めました。
ラストも新鮮でいいです。
今後の作品が楽しみな作家ですね。
では($・・)/~~~
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なんだかんだで苛苛してしまっているなぁ。
考えても仕方ないことは考えたらあかん。
深呼吸~。
読み終えました。
堂場瞬一『漂泊 警視庁失踪課・高城賢吾』
裏表紙のあらすじ(引用)
ビル火災のバックドラフトに巻き込まれ負傷した明神。鎮火後の現場からは、殺しの痕跡のある身元不明の二遺体が出た。犯人による隠蔽目的の放火だったのか。傷つけられた仲間のため、高城は被害者の身元を洗う決意をする。調査の中で、ひとりは捜索願の出されていた作家ではないかとわかり、事態は思わぬ方向に進んでいく。
(引用終わり)
もしかして堂場さんの本を読むのは5月以来ですか。
いつの間にか秋じゃないですか。
この本、久しぶりに面白かったなぁと。いつもがつまらない訳ではないですが…(笑
今の社会の基準に当てはめたら、いろんな点で残念な生活を送っている高城。
でも、放つ言葉が良いんです。
かっこいい。
小説家が関わる事件でしたが、僕は小説家にはなれそうもないかもしれませんね。
いや、いろんなタイプがいるとは思いますが。
体験だけじゃやっぱりだめで、妄想が大事そうです。
冒頭の描きかた、すごく好きです。
ややドラマや映画っぽい手法で陳腐にも思えますが、小説でもどきどきできるっていう。
明神と高城の付き合いかたも興味深いですね。これが仲間?
「失踪」だけに焦点を当てたシリーズももう4作目。
あとどれだけ出るのか解りませんが、上手いなと毎度思ってしまいます。
様々なテーマを含みつつ、警察小説の面白さがある。
では($・・)/~~~
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読み終えました。
折原一『叔父殺人事件 グッドバイ』
裏表紙のあらすじ(引用)
叔父が死んだ。ネットで呼集された男女四人がワゴン車内で練炭集団自殺を図った。その中に“僕”の叔父の四郎がいた。リーダー格の女性だけが命を取り留めたが意識不明。叔父のふだんの言動から偽装殺人を疑う叔母の厳命で、関係者を調べ始めた“僕”に、黒い影が忍び寄る。折原叙述マジックが冴え渡る。
(引用終わり)
表紙が『びっくり館』みたいだなぁと思ったら、同じ人がカバー装画を描いてました。
1月ちょい前に折原一は読んだのですが、この作品のほうが、これまでの折原らしい作品だと思います。
相変わらず埼玉が登場しますね。それも鴻巣とか上尾とか行田とか白岡とか。(たしか)久喜出身だから地元を愛する気持ちですかね?
作中で人死んでますけど(笑
ちなみに、ミステリーとしての派手さはない(集団自殺からストーリーが膨らむため)ですが、
非常に楽しめた作品です。
追記にネタばれ含む感想を。
では($・・)/~~~
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忙しさが落ち着いたか。
読み終えました。
高田崇史『毒草師 QED Another Story』
裏表紙のあらすじ(引用)
「恐ろしいのは毒草ではなく人間です」。名家・鬼田山家で、「一つ目の鬼を見た」と言い残し、施錠された離れから家人が次々と失踪する事件が発生。さらに長男・柊也が何者かに毒殺され…。関係者全員を前に、古今東西の薬と毒に精通した“毒草師”を名乗る男・御名形史紋が、鮮やかすぎる推理を披露する。
(引用終わり)
変わり者の御名形史紋の物語。
QEDシリーズの番外編ですか。
伊勢物語の絡め方が面白いです。
それと御名形のキャラクター、その他登場人物。
殺人事件(ミステリー)部分にやや複雑さを持たせてあるのも、初期のQEDに似た印象。
思わず笑ってしまうくらい、冷静というか無愛想な御名形。
良いですねぇ。
まだまだ高田崇史は読みたいですね。
早く文庫にならんかな。
では($・・)/~~~
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明日はTOEICか…
読み終えました。
築地俊彦『まぶらほ ~ふっかつの巻・ひがし~』
あらすじ(引用)
苦難女難の幽霊生活もついに終わり、晴れて人間にもどった式森和樹。使い切ったはずの魔力も元どおりどころか、パワーアップしてラッキー!と思いきや、その増強しちゃった魔力が、こんどは世界を滅亡の淵へと導く引き金になってしまう。あふれ出る魔力が、世界に大災害をもたらすというのだ。せっかく生き返ったのに、こんなのってありか!?落ち込む和樹の前にあらわれたのは、栗丘舞穂と名乗る少女。「そばにいる。いっしょにいたいの」どう見ても中学生以下にしか見えない彼女が、世界を滅亡から救う鍵らしいのだが―。世界最悪の魔法使いになってしまった、式森和樹の青春はどこへゆく?マジカル・ラブコメ、いよいよ新章突入!書き下ろし短編二本(『ワーク・オン・ワンズ・デイ・オフ』『ハートブレイカー』)も収録。
(引用終わり)
築地俊彦『まぶらほ ~ふっかつの巻・とうなん~』
あらすじ(引用)
今日も今日とて、舞穂になつかれ、玖里子に迫られ、凜に赤面される日々を送るオチコボレ高校生、式森和樹。そんなライバルたちの行動に焦りを覚え、和樹への独占欲ゲージの針が振り切れちゃった感じの夕菜は、ついに禁断の大技を繰り出す決意をする。それは、和樹との同棲生活決行。そして、高校生にあるまじき“既成事実”を作ることだった。かくして―「よろしくお願いします」薄暗い部屋で和樹を待ち受ける夕菜。その垂涎のパジャマ姿を前に、和樹の貞操は史上最大の危機を迎える!意外な“カップル”の行方を描いた書き下ろし短編もついて、トキメキいっぱいのマジカル・ラブコメ短編集第6弾。
(引用終わり)
築地俊彦『まぶらほ ~ふっかつの巻・みなみ~』
あらすじ(引用)
美人の湯―それは魅惑の響き。美しさを追い求めるすべての女性の憧れ。もちろん夕菜たちとて例外ではなかった。紅尉紫乃によってもたらされた伝説の温泉の噂。その湯は、女性の美を磨く神秘的な魔力を持つというのだ。和樹争奪戦を少しでも有利にすべく、夕菜、玖里子、凜はそれぞれに山奥の秘湯へ向かった。だがしかし、湯へと急ぐ三人の前に、怪しげな男が立ちはだかる―!!夕菜たちの激闘と友情を熱く熱く描ききった青春巨編、『ホットスプリング』をはじめ、書き下ろし3本を含む珠玉の短編5本を収録!マジカル・ラブコメ短編集第七弾、乙女たちの愛情たっぷり詰まってます。
(引用終わり)
築地俊彦『まぶらほ ~ふっかつの巻・なんせい~』
あらすじ(引用)
「あなたは淫魔です!」「この泥棒猫!」白昼の喫茶店に轟く少女たちの雄叫び。そして、穏やかな午後の光のなかで、店は炎と閃光に包まれていった―。和樹をめぐるいさかいが原因で、喫茶店を半壊させてしまった夕菜と凛。ふたりはお詫びに店の手伝いを申し出るが、彼女たちの暗闘はさらにエスカレートしていく。そして、いがみ合うふたりをしり目に、玖里子は和樹へ急接近…。月刊ドラゴンマガジン連載分のほか、山瀬千早の恋の行方を描いた書き下ろし番外編、『アナザー・ガール』をふくむ短編6本を収録!人気爆発マジカル・ラブコメ短編集第八弾。恋する乙女は、けっこう過激です。
(引用終わり)
何で一度に4冊も読んだんだろう…(笑
昨晩、眠れないなぁとか思って読み始めて、1冊。
休憩がてら、とぱらぱら読んでいたら、3冊。
基本的に、4冊ともラブコメでしたね。
夕菜と凜ちゃんの嫉妬話というか。
この話に中学生はいらんでしょー。
しかも中学生らしい魅力が一切ない。
凜ちゃんが良いですね。
和服美人?
さて、ラノベは暫くお休みしますか。
最近こんな感じばっかりな気がするので。
では($・・)/~~~
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さきほど、所用があって2、3年ぶり(?)にmixiにログインしました。
何するもんだっけ?(笑
やっぱ向いてなさそうです。
読み終えました。
築地俊彦『まぶらほ ~アージ・オーヴァーキル~』
あらすじ(引用)
晴海で起こった忌まわしき事件。その記憶も薄らぎ、和樹の周囲にはいつもの騒がしくも平穏な日常が戻ってきていた。―しかし。夕菜を求めうごめく“彼”の魔手は、和樹たちにふたたび襲いかかる。折しも玖里子の別荘を訪れていた和樹たちは、“賢人会議”が送り込んだ追跡者の襲撃を受け、ばらばらに夜の山中を逃げ惑うことになってしまった。闇、そして凍えるような雨。絶望的な状況の中、和樹は夕菜を探し求め、孤独な戦いを開始する。救わなければ。夕菜を。そう、心のなかで誓った、和樹自身の約束を果たすために―!オチコボレ魔法使い、ついに目覚めるか!?超人気作の外伝的長編第2作、ここに登場。
(引用終わり)
この「まぶらほ」シリーズ、
長編は番外編扱いで、短編集が本編。
この本は長編第2弾。
う~ん。
どうやら長編は面白くないらしい。
変にシリアス。
変に真面目。
それは求めてないって点がぼろぼろ出るんですなぁ。
さすが番外編。
しかし、もう購入してしまってあるし、ぼちぼち読みますわ。
では($・・)/~~~
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4月6日の誕生花の一つは、アネモネだそうです。
読み終えました。
米澤穂信『インシテミル』
裏表紙のあらすじ(引用)
「ある人文科学的実験の被験者」になるだけで時給十一万二千円がもらえるという破格の仕事に応募した十二人の男女。とある施設に閉じ込められた彼らは、実験の内容を知り驚愕する。それはより多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う犯人当てゲームだった――。いま注目の俊英が放つ新感覚ミステリー登場。
(引用終わり)
ミステリー好きにはたまらない一作。
ミステリー好きでない人も、ミステリーの世界に踏み出すきっかけになる(かも)です。
クローズド・サークル。それだけで僕はわくわくしてしまいましたが、
『犬神家』などの細やかなミステリー名作の話が出たりとそういった点ではミステリー好きを対象にした本であるようにも思えます。
しかし、名作をあまり読んでいない僕も楽しめましたし、
何よりルールとストーリーはとても良く練られていて、凝っている。
タイトルについてと、類似作品だと僕が思ったもの、その他作品に絡む感想については<追記>にて書きます。
多少ネタばれしても良い方だけご覧ください。
この作者の他作品もぜひ読みたくなりました。
映画をやるそうなので、そちらも観てみたいと思いました。
では($・・)/~~~
【“インシテミル”の続きを読む】
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忙しすぎるときと暇すぎるときは要注意なのです。
読み終えました。
築地俊彦『戦嬢の交響曲(7)』
裏表紙のあらすじ(引用)
榛名との最終決戦のため、人間が避難した廃墟に到着した章義舎八班と五十鈴。自分たちだけの、まるでキャンプのような状況下で語られるのは各々の事情や佑鹿への想い…。それぞれが緊張の時間を過ごす中、ついに霊機との最後の戦いが始まった!激しい戦闘を展開するうちに徐々に離ればなれになっていく佑鹿たちだが、果たして榛名の元に辿り着くことが出来るのか?そして戦いの果てに待つ結末とは―!?戦嬢たちが命を懸けて奏でる最終楽章。
(引用終わり)
いつの間にか最終巻。
いろいろあったような気もしますが、はて。
もう一度読み返すか。いやでもラノベだしなぁ(ぇ
序盤の設定がごろごろと変わってきたシリーズのような。
敵の存在が意外と浅いなー。
まぁでもところどころラブコメ的な要素で楽しめますし。
ラストはよく計算されてますね。
版組みと言うんでしょうか。
一文だけ次頁。+イラスト。
あとがきを読んで、キャラ設定がびっくりです。
作者、楽しんで書いてるやろ。
さて、本棚の整理もしないとなぁ。
では($・・)/~~~
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しゃきっとしたい!
桂文珍『文珍の歴史人物おもしろ噺』
裏表紙のあらすじ(引用)
「信長は運のええ人やった。でも、友達がいなかった」「家康の守りは最大の攻撃。高齢化社会のお手本」「諸葛孔明のような戦略のある智恵者が、今の日本には欲しい」「リンカーンはアメリカン・デモクラシーの神様。そして、落語家以上にオチの上手い人」…文珍師匠が日本史、世界史を賑わした50人を徹底分析。現代のあの場面、この場面に活かせる“教訓”付きの、大人のための歴史読本。
(引用終わり)
有名な歴史人物を、文珍が解説していくという本。
面白いんですが、
「教訓」
が些か蛇足(笑
でも、こういった勉強の仕方は楽しく学べるかもしれません。
当然、これを足がかりにするわけですけど。
高校で、日本史履修したかったなぁ。
では($・・)/~~~
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クーラーの利きすぎは意味がないことだと、いい加減気づいて欲しいものです。
読み終えました。
東野圭吾『使命と魂のリミット』
裏表紙のあらすじ(引用)
「医療ミスを公表しなければ病院を破壊する」突然の脅迫状に揺れる帝都大学病院。「隠された医療ミスなどない」と断言する心臓血管外科の権威・西園教授。しかし、研修医・氷室夕紀は、その言葉を鵜呑みにできなかった。西園が執刀した手術で帰らぬ人となった彼女の父は、意図的に死に至らしめられたのではという疑念を抱いていたからだ…。あの日、手術室で何があったのか?今日、何が起こるのか?大病院を前代未聞の危機が襲う。
(引用終わり)
すげー。
最近あんまり読んでなかったため、東野さんなめてました。
期待せずに読んだだけに、やや感動しました。
いろいろな点が面白かったですね。
特に、東野さんの過去の職場に近い、自動車業界を扱った点。
また、電気系のことがやや詳しく書いてあったのも嬉しかったかも。
センサ!
いまや東野さんの小説はミステリーという括りではないと思うので
「医療ミステリー」とは思わずに読みました。
人それぞれでしょうが、僕はそれで満足できたので良しかなと。
そういえば、一時医療機器メーカーを就職先に希望しましたが、どこの選考も少しも進みませんでした。
たぶん、熱意というか、想いが違うんでしょうね。
医療に関わる人々の何かを感じられるような小説だった気がします。
そして、自動車もそうです。
「ものづくり」の結果、人が不幸になる結果は招くようじゃいかんなと思いました。
僕はどんな技術者になれるかわかりませんが。
では($・・)/~~~
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読み終えました。
綾辻行人『びっくり館の殺人(文庫版)』
裏表紙のあらすじ(引用)
あやしい噂が囁かれるお屋敷町の洋館、その名もびっくり館。館に住む少年と友だちになった三知也たちは、少年の祖父が演じる異様な腹話術劇におののくが…クリスマスの夜、ついに勃発する密室の惨劇!悪夢の果てに待ち受ける戦慄の真相とは!?ミステリーランド発、「館」シリーズ第八弾、待望の文庫化。
(引用終わり)
ミステリーランドという、少年少女向けのシリーズで読んだ本でしたが、
文庫化にあたってやや改訂されたと聞いて買ってきました。
いざ再読してみると、面白いですね。
軽めですが、『館』シリーズの雰囲気もあります。
そういえば、前に読んだときはオカルトというか、幻想的なシーンを読めていなかったのですが、なるほど。
これは深く読もうと思えば、読める作品なんじゃないでしょうか。
館シリーズ9作目、『奇面館の殺人』を執筆中ということで、綾辻さんの次の作品が楽しみです。
では($・・)/~~~
【“びっくり館の殺人(文庫版)”の続きを読む】
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一人旅に行ってきました。いや、東京国立近代美術館→
http://www.momat.go.jp/なのですが。大学生は130円で入館できるのでね。僕の好きな、東山魁夷の絵画が見れて良かったです。まぁ他にも固定観念や既成概念を壊そうとしたのか、衝撃の作品も多くて楽しめました。
読み終えました。
時雨沢恵一『キノの旅Ⅲ』
あらすじ(引用)
真っ白だった。上も、下も、右も、左も、ただ白かった。「見事に何も見えないな」「見事に何も見えないね」「でも、すぐにまた、見えるようになる」「見えるようになるだろうね」「ねぇ。見えるようになって、目の前にきれいさっぱり何もなかったらどうする?ちょっと嬉しくない?」「ああ。でも、そんなことはありえないことを、ボクは知ってるからね」「晴れたら、どうするつもり?」「そうだな…、ここにいても仕方がないし、ボクにできることもない。出発するだろうな。それだけだ」人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の話。短編連作の形で綴られる、大人気新感覚ノベル第3弾。
(引用終わり)
時雨沢恵一『キノの旅Ⅳ』
2冊まとめて。
やや暗い気持ちになるこのシリーズ。
いろいろな国の形式を取って書いてありますが、
人間のやっていることを極端にするとこうなるよ、
ってことが表現されてるわけで。
自分の残念な点をぐわーっと見てる気分?
そしてキノが殆ど動じないせいで、シュールな雰囲気に。
面白かったのですが、短編の数が多いので感想はやめときます。
印象に残ったのは「差別を許さない国」です。
では($・・)/~~~
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暑さでぼーっと。
読み終えました。
坂照鉄平『L4 詐欺師フラットランドのおそらくは華麗なる伝説』
裏表紙のあらすじ(引用)
世界を滅ぼすことができる力を持つ、“罪人竜の息吹”を偶然呑み込んでしまった詐欺師バーン・フラットランド。ほらを吹くと炎を噴くという詐欺師にとっては致命的な体質を治すため、今日も竜徒の少女アーティアと旅を続ける。そんな折、巨大企業『アビスパス』の陰謀をつかんだ二人。だが、バーンが呑み込んだ“罪人竜の息吹”は突如暴走を始め、命の危険を感じた彼は“アビスパス”に自ら囚われる。一方、バーンと別れたアーティアは、傷付いた心と出生の秘密を抱えながら、生まれ故郷ノルグの里へと帰っていた…そんな中ついに動き出す黒幕!ヘタレ詐欺師一世一代の大ボラは炸裂するのか!?イケメン詐欺師の純情ラブコメついにファイナル。
(引用終わり)
なんと!?
いつの間にか最終巻に。
いつの間にかラブコメに。
あれー?
ラノベらしい、クサい台詞と、よく解らないけどカッコ良さそうな設定がだばーっと詰まった巻だった気がします。
前半2巻のイラストレーターさんのほうが良かったなぁ。
アーモンドみたいな目がちょっと…(笑
結局タイトルにはとくに深い意味もなさそうです。
『L』が要らんでしょ。
竜の口調が安定してなくて、イメージしにくくなってました。
アビスパスのちっちゃい女の子は面白く描かれてますね。
アーティアが良かったので、満足しておきますか。
では($・・)/~~~
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レンタルDVD。
『ダークナイト』
あらすじ(引用)
ゴッサム・シティーに、究極の悪が舞い降りた。ジョーカーと名乗り、犯罪こそが最高のジョークだと不敵に笑うその男は、今日も銀行強盗の一味に紛れ込み、彼らを皆殺しにして、大金を奪った。この街を守るのは、バットマン。彼はジム・ゴードン警部補と協力して、マフィアのマネー・ロンダリング銀行の摘発に成功する。それでも、日に日に悪にまみれていく街に、一人の救世主が現れる。新任の地方検事ハービー・デントだ。正義感に溢れるデントはバットマンを支持し、徹底的な犯罪撲滅を誓う。資金を絶たれて悩むマフィアのボスたちの会合の席に、ジョーカーが現れる。「オレが、バットマンを殺す」。条件は、マフィアの全資産の半分。しかし、ジョーカーの真の目的は、金ではなかった。ムカつく正義とやらを叩き潰し、高潔な人間を堕落させ、世界が破滅していく様を特等席で楽しみたいのだ。遂に始まった、ジョーカーが仕掛ける生き残りゲーム。開幕の合図は、警視総監の暗殺だ。正体を明かさなければ市民を殺すとバットマンを脅迫し、デントと検事補レイチェルを次のターゲットに選ぶジョーカー。しかし、それは彼が用意した悪のフルコースの、ほんの始まりに過ぎなかった……
(引用終わり)
Dark Knight.
長いあらすじですね。
バットマンシリーズだからと言って侮ってはいけません。
かなり面白いです。
解りやすい正義と悪の対立の中に、ジョーカーの出す問いで深く考えさせられる。
まさかこの映画でこんなに楽しむとは思ってなかったです。
他のバットマンも観てみようかな。
では($・・)/~~~
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9月になりました。2010年も2/3が終わったということですね。
読み終えました。
京極夏彦『塗仏の宴 宴の始末(下)(分冊文庫版)』
裏表紙のあらすじ(引用)
「愉しかったでしょう。こんなに長い間楽しませてあげたんですからねえ」。宴の"黒幕"は笑った。かつて戸人村でおきた事件の真相、十五年後の再会に仕組まれていた邪悪な目論見、そして囹圄の人たる関口巽は助かるのか……。事件のすべての謎を明かした果てに京極堂は時代の勢を察す。時、まさに昭和二十八年。
(引用終わり)
ついに宴が始まって、そして終わり。
友人や弟等、この本を読んだ僕の知り合いは揃って「気持ち悪かった」という感想を口にしてました。
僕も、初めに読んだときはそうだった気がします。面白い本だけれども、良いと言えないとかそんなことを書いた記憶があります。
再読したお陰か、それとも分冊文庫版ということで加筆修正があったせいか、さらに面白く感じました。
上巻にあたる「宴の支度」の短編がつらつらと繋がって、なるほどこうだったか!
それぞれの人が何を目的にしていたのか、というのも一度読んで整理がついていたようで、楽しく読めました。
この巻では、引用していくと膨大な量の感動した(心を動かされたという意味で)頁があり、とても書けないのでやめときます。
後半になればネタばれにもなりますし。
京極堂の信頼を裏切ってしまった奴らの言動がよ~く解って興味深かったです。
軽挙妄動。
雪絵さんすごい。
夫婦というか家族というか。
これまでの巻でもやもやが溜まっていた分、榎木津の行動ですっきりです。
今回は特に一般人にもわかりやすい手助けをしていますし。
タイトルまでうまいこと練った作品だったなぁ。
では($・・)/~~~
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