読み終えました。
大石圭『奴隷契約』
![]() | 奴隷契約 (幻冬舎アウトロー文庫) (2010/10/08) 大石圭 商品詳細を見る |
あらすじ(引用)
愛する妻を失った由紀夫は、南の島のヴィラで夜ごと娼婦相手にサド的な欲望を満たす。ある日、死んだ母を思わせるマッサージ師と出会った彼は淫らな「アルバイト」を持ちかけた。乳首に垂れる熱いロウ、失神するほどの鞭、傷に塗られるアンモニア水…。あまりの恥辱に耐えかねて女は壊れていく―。打算と欲望がせめぎあうSM非道小説。
(引用終わり)
幻冬舎から初めて大石作品が(文庫)。
アウトロー文庫なんてあったんですね。
大石圭にぴったり。
主人公の行為前後のギャップにやや衝撃を受けるものの、大筋では予想通りで良い感じ。
ラストの虚脱感というか、救われないようでいて何か兆しが見えているのはどこか狡いと思いますね。
バリとか、一度行ってみたい気もするのですが、やはり観光客目線で、それのために用意されたものを見るんだろうなぁとか思うとどうでしょうね。
ところで、『アンダー・ユア・ベッド』みたいな作品が最近書かれなくて残念。どうも肉体的な嗜虐に方向があるようです。
では($・・)/~~~
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