これは困りました。
読み終えました。
乾くるみ『蒼林堂古書店へようこそ』
![]() | 蒼林堂古書店へようこそ (徳間文庫) (2010/05/07) 乾 くるみ 商品詳細を見る |
あらすじ(引用)
書評家の林雅賀が店長の蒼林堂古書店は、ミステリファンのパラダイス。バツイチの大村龍雄、高校生の柴田五葉、小学校教師の茅原しのぶ―いつもの面々が日曜になるとこの店にやってきて、ささやかな謎解きを楽しんでいく。かたわらには珈琲と猫、至福の十四か月が過ぎたとき…。乾くるみがかつてなく優しい筆致で描くピュアハート・ミステリ。
(引用終わり)
ミステリー小説全般が好きな人、ミステリー初心者の人、「日常の謎」ミステリーが好きな人、
そんな人に良い本なのではないでしょうか。
こういう「案内書」みたいなものを大学生の時に読んで、もっとミステリーを趣味にしてしまってもよかったかなと思います。
ミステリーだけに没頭して、そこから幅を広げている人たちがメインのこの小説。
ある種「奇妙な」人々なのですが、とても楽しそうで爽やかで……スポーツサークルみたい。
(これは僕もミステリー好きな所為かもしれません
また、「日常の謎」、もしくは見るひとによっては「謎」となるものについての短編のあとには
関連したミステリー小説、テーマ毎に分類されたミステリー小説が紹介されてます。
この本単体では性質上、なかなか評価されないかもしれませんが、
僕はこういう本こそを薦めたら良いのでは?と思いました。
さて、おまけ程度に今日空いた時間に読んだもう一冊。
御影瑛路『神栖麗奈は此処に散る』
![]() | 神栖麗奈は此処に散る (電撃文庫) (2006/01) 御影 瑛路 商品詳細を見る |
あらすじ(引用)
純聖和学園の前生徒会長であり、おかしいくらい美しい存在。学園における「絶対」であり、指針、法律、目標、そして救いだった存在―神栖麗奈。彼女は此処にいた。そして、此処で散った。それが全ての始まりだった―。『神栖麗奈は此処にいる』続編登場
(引用終わり)
構成が複雑。
な、割りに意味は少ないような?
「此処にいる」と合わせて読むと、やっと両方の作品が活きてきたようですね。
上下巻と銘打った方が親切。
しかしテーマの見えにくいラノベでした。。
解るような、わからないような。
結局、完全性の話だったのですか?
3作読みましたが、どうやらやはり
苦手な作者のようですので
もう読むのやめときます。
では($・・)/~~~
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