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    主にミステリーやホラー小説の読書日記、及び日常の出来事や心の内を書いてます♪

    神様のパラドックス(上)(下)

    寂しーいクリスマース。

    読み終えました。

    機本伸司『神様のパラドックス(上)』
    神様のパラドックス〈上〉 (ハルキ文庫)神様のパラドックス〈上〉 (ハルキ文庫)
    (2010/11)
    機本 伸司

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    あらすじ(引用)
    大学の文学部に通う一年生の井沢直美は、大学生活に慣れたものの、満たされない日々を送っていた。そんなある日、五月祭で直美の前に現れた小佐薙と名乗る男。彼の勤める会社は、なんとスーパーコンピューターなどを製造するメーカー。小佐薙の言葉に惹きつけられ会社のアルバイトに応募した直美だったが、その内容は驚くべきものだった!最先端の量子コンピューターを用いて占い事業を展開しようというのだが…。傑作SF長篇、待望の文庫化。
    (引用終わり)

    機本伸司『神様のパラドックス(下)』
    神様のパラドックス〈下〉 (ハルキ文庫)神様のパラドックス〈下〉 (ハルキ文庫)
    (2010/11)
    機本 伸司

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    あらすじ(引用)
    満たされない大学生活を送っていた井沢直美の日々は、アプラDT社にアルバイト入社したことで一変した。直美は、航空機搭載の量子コンピューターで、占い・カウンセリング事業の計画に加わることになったのだ。直美たちの不安は的中し、占い事業は頓挫。だが…小佐薙たちは、起死回生の計画を企んでいた。それは、量子コンピューターを使って「神」を作りだすことだった!果たして、人間に神を作り出すことはできるのか!?渾身のSF長篇。
    (引用終わり)

    期待していた割には面白くなかったです。技術的な話は重かったですが。
    メインの話題は量子コンピュータ。
    ジョセフソン接合素子を用いた超伝導方式も紹介されていて、懐かしい気分になりました。

    あらすじにもあるように、量子コンピュータを使って、占いをするだの、メンタルヘルスをするだの、神様を作るだの、そんな話です。
    作者も理学部卒なだけあって、全くの妄想で書かれているわけでもなさそうです(専門外の部分が多いので境界線が解りませんが)。
    しかし、一部の読者以外は置いてけぼりな印象も…。
    量子力学に触れたことのない人であれば、ミクロの世界で起こる現象についての概念は殆ど理解できないでしょう。。
    専門用語や略称がどしどし登場するのに、説明がおっついておらず、「なんとなくすごいものなんだな」くらいで進みがち。かといって説明が多いと小説としてはだらだらしたものになるでしょうし。

    また、メインのストーリーありきで小説が作られたのか、登場人物の会話がやや不自然です。
    どうも出来の悪い漫画やアニメのような感覚。小説でないような感じ。

    途中途中で書かれている「それっぽい」人生論も鬱陶しいし、
    後半の大事な部分はがちゃがちゃと戦闘しているうちに曖昧になって終了。

    これが傑作だとしたらSFというのは随分とちゃちなジャンルですね。
    パーツや題材は良い感じなのに、どうも世界や人物がいまいちな所為か惜しい。
    肝心の部分を「なぁんだ」で済ませないような工夫が欲しいものです。

    では($・・)/~~~
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