最近あったこと
・PS3ソフト「Devil May Cry 4」をクリア
・工場勤務から本社勤務へ
そんなわけで、読んだ順番とは異なりますが、万能鑑定士のまとめ記事。
松岡圭祐『万能鑑定士Qの事件簿Ⅹ』
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あらすじ(引用)
凛田莉子は3年前のことを思い出していた。「万能鑑定士Q」を開業したものの、人を疑わない天然の莉子は騙されてばかり。身につけた知識を活かせず、経営も惨憺たる有様だった。見かねた恩人・瀬戸内陸は、門外不出の思考法を莉子に授ける。それは莉子の知性を飛躍的に高め、比類なき推理力を獲得させる重要なキーだった。莉子はなぜ、難事件を解決できるほど賢くなったのか。いま全貌があきらかになる。書き下ろし「Qシリーズ」第10弾。
(引用終わり)
松岡圭祐『万能鑑定士Qの事件簿ⅩⅠ』
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あらすじ(引用)
わずか5年で京都随一の有名スポットになった音隠寺。そこは、あらゆる願いがかなう儀式で知られていた。京都に赴いた凛田莉子は、住職・水無施瞬によるトリックをほぼ見抜くが、決定的証拠を握れずにいた。止められない瞬は、次の話題づくりに安倍晴明の式盤を狙う。所在不明の式盤を密かに探し、盗むつもりだ。「国宝」にたどりつくのは莉子か瞬か?かつてない敵を相手に、究極の頭脳戦が始まる。書き下ろし「Qシリーズ」第11弾。
(引用終わり)
松岡圭祐『万能鑑定士Qの事件簿ⅩⅡ』
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あらすじ(引用)
「『太陽の塔』を鑑定してください!」万能鑑定士Qに前代未聞の依頼が持ちこまれた。クライアントを追って大阪・吹田署の警部補が店に飛びこみ、牛込署の葉山も姿を現す。解明の急がれる重大な謎―『太陽の塔』に秘密の抜け穴は存在するのか。万博公園に赴いた凛田莉子を待っていたのは、正体不明の人物による鑑定能力への挑戦だった。知性のシンデレラ・ストーリー、いまここにクライマックスを迎える。Qの事件簿シリーズ第12弾。
(引用終わり)
10巻は岬美由紀のようなアクティブな展開。なるほど、これは読者にもわかりやすい理科ですね。
11巻は京都。京都弁が少々おかしい(笑 「はる」というのは尊敬の補助動詞です。宗教の存在についてはうまいことかいてますね。
12巻は太陽の塔。事実かどうかはともかく「なるほど」と思わせるだけの説。また、作品全体が社会風刺的な面も。科学技術立国?口先ばかりで他人任せにするだけってのは支援でもなんでもないんでしょうね。
万能鑑定士シリーズ第1弾はこの12巻で終了。
既に『推理劇』の名で新シリーズが始まっているようです。
千里眼シリーズのように壮大な展開が無い代わりに、汚い世界もどこか漫画チックに優しく、
苦しまずに読めるシリーズ。
人の死なないミステリ。
読んで知恵がつくミステリ。
まだまだ松岡ファンです。
では($・・)/~~~
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