読み終えました。
佐藤友哉『フリッカー式』
![]() | フリッカー式 <鏡公彦にうってつけの殺人 > (講談社文庫 (さ87-1)) (2007/03/15) 佐藤 友哉 商品詳細を見る |
メフィスト賞受賞作。
びっくりしたーー。
いやぁびっくり。
何ともすごい作品です。
西尾維新とか、清涼院流水とか、変わった文章の人の作品も読みましたが、これはまたすごい。
まさに、著者の表現だぜーいぇーい、みたいな(笑
「狂気」と「不安定な心」を表現するのはうまいようです。
それに、ホラー小説のような短文が時々。それとわざと句読点を使わずに文を連ねたり。混乱していたりする様子はかなり伝わりますしね。
しかし、全体的なストーリーはどうですかねぇ。
特に最後の方はよくよくあるような感じでいささかがっかりでした。
あ、80頁に愉快なものが。
「公称一億ボルトの電流をそなえた手の平サイズのスタンガン」
……。
一億ボルトの電流。
電流の単位は[A]アンペアです。
通常ボルトは電圧や電位差の表記に使われる単位だったはずですが。
それと、中学生の知識であっても、抵抗と電流と電圧の値の関わりは知っているような。。
まぁスタンガンに付いて詳しくはないので、実は正しいのかもしれませんが、疑問でしたー。
あ、そうそうこの作品で気に入ったのは「動機」ですかね。
<突き刺しジャック>の微妙な存在はさておき、「とある事件」における犯行動機はあまり見たことない感じで、なおかつ割りと共感(理解?)できるものでしたので。。
410頁くらいに書いてあります。
タイトルがかっこいい作品でしたが、正直作者の語彙もそんなに多くなさそうだし、文章も同じ表現(フレーズというか、固定の癖?)が多くてそんなに文自体は面白くなかったです。
あんまり見かけない作者でもあったので、今後面白そうな作品があれば読むかなー?という気分です。
では($・・)/~~~
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